November 06, 2005

本日より受け口を担当させて頂きます、須崎と申します。

外資系ファーストフード店、喫煙席、28時58分。

窓越しに見える空は白々と明け始め、ガラスに面したカウンター席は等間隔に「お一人様」で埋められており、四人掛けのテーブル席には男女横並びが高確率で占めている。
視野は白く広がり、階下の禁煙席までも侵食する勢い。

隣席に座る黒いスーツ姿の男が、夜遊びに疲れきったのかテーブルに臥せている女の子に話し掛けている。
内容は、女の子が消費者金融各社から請求されている返済総額。

「いやー、もうびっくりするよー、まじでー」
「ぶっちゃけ、いくら?」
「・・・900万」
「…あー、ねえ。君だったらね、月70万くらい狙えるかな」
「ほんとにー? もおー、すぐ返したーい」
「キャバだとねそれくらいで、吉原だと・・・ねえ吉原って知ってる?」

おおお、展開超早い。
泡コースへご案内。

投稿者 yoshimori : November 6, 2005 04:33 PM | トラックバック
コメント

あ、義盛さん。
いつも楽しく読ませて頂いてます。

900万ですか・・・すげっ。
私の知合いで、このような女の子を家に住ませてあげて
今よりもさらにお金の良いお仕事を紹介してた
女性がいます。

みなさん気をつけましょう。

Posted by: : November 6, 2005 09:40 PM

雨の日曜、コメント有難う御座います。
斧様のお知り合いの方は善人であることと仮定致しまして、その女性は幸せであると茶を濁してつつ締めの言葉と代えさせて頂きます。

次週、「金融戦隊キューヒャクマン 第32話 元利均等返済の甘い罠!」、お楽しみに!
金の返さないヤツは、キューヒャクマンが許さない!

Project Financial Ranger 9,000,000YEN

Posted by: 義盛 : November 6, 2005 10:36 PM
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