March 06, 2010
『さんがつかみせき~みうみうのやかた』
あめがふっています。
でかけるよていもありませんが、いえにいるのもあれなかんじです。
むりぐりにようじをつくってでかけるどりょくをします。
たとえばしょくじ、そう、ひとはなにかをたべなければいきてゆけません。
しかしかなしいかな、すでにしょくじはすませていました。
すくなくとも、むこう4、5じかんはたべなくてもすごせます。
たとえばその2、かいものです。
だがしかし、かいたいもの、ほしいものがおもいつきません。
ぶつよくのなさもかんがえものです。
えんげるけいすうがいじょうにたかいのもいかがでしょうか。
くちからはいって、xxxxからでてゆくきえものにすべてがきえてゆきます。
「せいふんき」とはよくいったものです。
たとえばその3、ならいごと。
なにもならっちゃぁいませんよ。
「おげっしゃ」というたんごもひさしくきかなくなりました。
ふりこみなんて、ひとをかいさないしゅだんにとってかわられたのでしょうよ。
たとえば・・・、もうきりがないので、とりあえずあめのなか、かさをもってでかけます。
そとにでてみるとさほどふっておらず、こさめのようです。
えぬえいちけーほうめんをめざします。
ねこがいました。
ねこについてゆきます。
「しろじ」に「ちゃ」のもようのはいったねこです。
てっきんこんくりーとの3かいにあんないされます。
いすにすわります。
ざっしをよみます。
ひとがいれかわりたちかわりおとずれます。
3じかんごにかいほうされました。
なにかすっきりとしたこころもちで、あめのなかをあるきます。
ごかいのないようにいっておきますが、そういうのではありませんよ。
はんとしにいちどのいべんとでしたが、おせわになりました。
こんごともよろしくおねがいしますよ。
(おわり)
March 05, 2010
(工事中)◆『三月上席~九段の霊障』
<20100307現在、加筆・訂正中>
本日ァ古書店街での落語会で御座ィます。
真打と二ツ目が高座を二席ずつ勤めます。

『噺の力』@らくごカフェ
林家ひろ木◆棒鱈
ひろ木あにさん、黄色ィ羽織りで御座んす。
サゲ:
「心配無い、故障が入った」
林家たけ平◆愛宕山
たけ平師匠、縞の着物に袴姿で御座んす。
サゲ:
「一八ィ、小判はどうした?」
「あ、忘れてきた!」
お仲入りで御座ィます。
林家たけ平◆星野屋
サゲ:
「あたしが三両くすねといた」
林家ひろ木◆津軽三味線
Deep Purple "Smoke on the Water"
The Ventures "Pipeline"
林家ひろ木◆時うどん
サゲ:
「四文損をした」
楽屋での会話、稽古がまる聞こえでした。
ひろ木あにさんの稽古声がよっく聞こえまして、高座に上がったたけ平師匠はさぞかし遣り辛かったでしょうなァ。
近所にへぎそばを手繰れる越後な店があるってんで、其処で飲んだくれましょうかねぇ。
(未完)
March 04, 2010
『三月上席~羽州』
横手焼きそばなんてぇ云いますってぇと、ウスターソースで甘めに味付けされおりまして、キャベツと豚ァ挽き肉が入り、ひっくり返さずに焼いた目玉焼きが上に乗るンですな。
使う麺はってぇと、普通の焼きそばでご案内の蒸した縮れ麺じゃァありませんで、茹(う)でた真っつぐな麺でして、蒸し麺じゃァねぇですから、しんなりとした仕上がりになりまさァね。
で、付け合せにはってぇと、紅生姜と同じ赤でも福神漬が添えられますな。
これを手前ェんちの台所で再現しようと、まずは食材を求めに参ります。
・・・。
店内改装なんてんで、陳列棚の中身なんてぇ情けねぇ様子で御座んす。
キャベツは辛うじて半玉だけありまして、手に入れたンですがねぇ、豚挽き肉が御座ンせん。
仕方無ェってんで、代用として豚ばら切り落としにしますな。
肝心のすとれーと麺も無く、普通の縮れの蒸し麺で我慢しまさァ。
福神漬は値札のみがあるだけで、止む無く紅生姜に。
鶏卵はってぇと、「今日はニワトリがお休みです」という洒落にもならねぇ札がありましたってんで、むしり取っ床に叩き付けてぇ心持ちを抑えて、目玉焼きも諦めます。
生鮮食品ですらねぇウスターソースも見当たらねぇってんで、野郎どうなってやがんでぇと、店の小僧に詰め寄ったところで、「改装、かいそー」と葬礼みてぇなことを抜かしやがるばかりで、埒が明きやせん。
煮え切らねぇ買い物でしたが、手前ェに言い聞かせて家ィ戻りまさァね。
さァ、れっつくっきんぐで御座んす。
じゅーっと香ばしいひとときで御座ィますな。
・・・。
これァ、ふつうのソース焼きそばでげすなァ。
横手への道ァまだまだ遠いという一席で御座ィました。
(了)
March 03, 2010
『三月上席~ça va?』
魚偏にBlueと書いて鯖とは周知の事実だが、実際に鯖を切り身にして、味が滲み易くする為に庖丁で切り目を入れ、適量の水、中華だし(例えばウェイユーとか、ウェイパーとか)、薄切り生姜、太目の長葱、砂糖、コチュジャン、少量の酒、味噌、醤油、チャムギルムとは韓国産胡麻油のことで、これらを素手で、キレイキレイとかそんなんでよーく洗った素手で、しかも右手でこねくり回して、ぐちぐちぐちぐちと混ぜながら、おいしくなるおまじないとして、発するひとり言の語尾全てに「ぴょん」を付けて、ふと我に返って少しきぶん落ちてみたりしてる間に、なべなべしい鍋に鯖を並べて、その混ぜ混ぜのペースト状も注ぎ込んで、点火、三日点火ぴょん! で、がっくし肩を落として、くつくつくつと煮立ちを認め、火を弱め、たまにおたまで、おたまちゃんで、煮汁をぐるぐるぐるとかけ回しかけながら、十分程煮るかと云えばそうではなく、既に出来合いの鯖を皿に盛り、煮汁をかけ回しながら最後のおまじないだぴょんとばかりに、小粒でひりりと辛い山椒の粉をはらはらはらと振りかけて、彩り系として青菜的なのを塩茹で系にして、そいつら添えて完成か、ほんとにそうなのかみたいな? と半疑問系で自分に問い掛け、妄想力をMax働かせて登場させた、メガネっ子萌えキャリアな遣り手アナリストから「ヴェトナム株は今が買いよ」と耳元で囁かれても何の実感もわかず、既にリタイア気味な我が身を案じて、きもちだけは投資家きどりで街をさまよい、坂の途中にあるアオザイを売る雑貨店の中で、まるくちいさなヴェトナム小物を万引きしてあっさりと捕まり、実は何の投資にもなってないと気付いた留置所の中で、鯖のコチュジャン煮を夢見るのだった。
(了)
March 02, 2010
『三月上席~五尺六寸』
モーニングアタックを受けている、と云ったら耳慣れない自分には何か隠微な響きも含んでると妄想がちだが、寝てる間に吸い込んだ花粉が朝の目覚めと同時に症状を劇的に花開かせる花粉症なんてつまらない現代病にやられっぱなしで、病理学的に云うと、セイタカアワダチソウとかブタクサ、スギにヒノキにシラカンバの所為にしてしまうのだが、実はセイタカアワダチソウには花粉を飛散させる能力は無く、俗名がブタクサだったばっかりに、悪もんにされちゃァたンまらねぇってわけで、セイタカアワダチソウは虫で花粉を運ぶから、人の鼻腔には入り難い入り辛い這入り逝けないから、どうか皆さん、セイタカアワダチソウを憎まないでください、セイタカアワダチソウはそういうのじゃありません、と声高に訴えても、やはり花の所為で鼻から洟は止まらないのは明らかで、ただただ連続するくしゃみに脳を揺す振られたドランカー同然に、手に紙ィ持って室内を徘徊するしかないのだった。
(了)
March 01, 2010
『三月上席~瑞香』
花の香が匂う季節になりましたな。
あたしんちの最寄の駅舎の植え込みにはってぇと、白を基調とした花弁の内に、雌ァ淡い紅色を、雄ァ黄色をつけた沈丁花(じんちょうげ)が毎年咲きまして、春の訪れが何とかなんてぇよりも、春の色に狂う香を漂わせております。
赤く丸い実がなるってんですがねぇ、これが毒ってんですから、綺麗な花には何とやらなんてんで、よくできたもんですな。
歳時記によりますってぇと、春の季語なんてんで、風流を嗜む心持ちにもなりましたがねぇ、同時に『じんじろげ』なんてぇ古い珍歌を思い出しまして、脳内MP3の雑念を追い払うのに時間を割かれます。
調べてみると、一九六一年のリリースなんてぇ云いますな。
あたしゃァいったい幾つになるんでしょうかねぇ。
着地点もぐずぐずなまま、お後と交代で御座ィます。
(了)
February 28, 2010
『二月下席~蔵ノ下』
年々、老成しつつある心と胃袋が、厚味のあるセレブな肉を喰らおうと欲する状態にまでシフトさせる為には、想像を絶するプロセスを経て、少しの覚悟と大いなる空腹感だけを身に付け、臨まねばなるまい。
寒空の下、店頭の木製のベンチに座り、セルフ腕組みだけの防寒具にて四十分待つ。
一頭当たり、四キロしか確保できないというザブトンを頼む。
ザブトンとは、クラシタのあばら側へと続く肩ロースのこと。
ていうか、クラシタが分からん。
クラシタとは、関西圏における肩ロースのこと。
なるほど。

奥:特上中落ちカルビ、手前:ザブトンガツン焼き

奥から時計回りに柚子胡椒、おろしぽん酢、和がらし、にんにく醤油
薬味全種を試す前に、ザブトンはきれいに紛失。
店員を呼んで探してもらうが、何処にも見つからない。
当たり前だ。
これがかなりの霜降りっぷりで、口中で溶ろけてゆく。
多くは喰えないから、少量で満足。
次の肉テンションを待ちたい。
(了)
