March 31, 2012

『じょうしゅうにっぽう』

おはようございます!
げんざいじこくはごぜん3じ30ぷんをすぎたところです。
ものすごくねむいです。
4じ30ぷんにくるというむかえのくるまをまちますよ。

こんしーずんさいしょでさいごのゆきやますべりにゆくのです。
「めぐろく」からやってきたくるまに4じはんにひろわれ、「すぎなみく」をめざします。
ひさかたぶりなので、すこしぐるぐるしてから、「すぎなみくみん」をひろいます。

「すぎなみくみん」のすむいっけんやは、じつはかつての「りくぐんなかのがっこう」にきんむされていました、ちゅうじょう(※)さんのもちものだったらしく、せんごこのいえでGHQのしょうこうさんらをせったいしていたとききました。
おくには、だんすほーるさえあるようです。
がいけんは、もくぞうのひらやいがいのなにものでもないですが。
たてものにれきしがありますね。

「ねりま」から「かんえつじどうしゃどう」にはいり、やみくもにきたへとむかいます。
7じ、「かみさとさーびすえりあ」できゅうけいです。
あさから、こゆいたんすいかぶつをせっしゅしますよ。

「ぬまたいんたーちぇんじ」から「こくどう120ごうせん」にはいり、「おぜ」、「にっこう」ほうめんをめざします。
「まるぬまこうげんすきーじょう」にとうちゃくです。
あめともゆきともつかないびみょうなてんこうですが。

ぜんかい、れっかによりはそんした「ばいんでぃんぐ(かなぐ)」をしんちょうしました。
じさんしたどらいばーをもちいて、ぼーどにとりつけてみます。
うまいことそうちゃくできました。
ぶーつをはいたじょうたいでこていできるかやってみましょう。
じつはぶーつとのてきごうせいをまったくかんがえずにこうにゅうしました。
きんちょうのいっしゅんです。
・・・!
そんなひっぱるはなしでもありませんが、よゆうのふぃってぃんぐです。
まぁこれではいらないと、ぼくのきょうのいちにちがこれでしゅうりょうになるわけでしたが。

さっそくげれんでにとびだします。
ひゃっほう!

さて、ひるごはんになりました。(はやいな)
なまびーるをだいじょっきでいただきます。
おむれつとはやしらいすがいっしょくたになったむせっそうならんちをいただきます。

14じにてっしゅうです。
おんせんにゆきました。
ゆきがまいおちるなか、ろてんぶろでゆにつかります。
そばをたべました。
おそろしくやるきのないじゅうぎょういんにこころをかきみだされながらのそばっくいです。
こいつらをゆきやまにほうりだしてやりたいしょうどうをおさえるのにけんめいでした。

さぁ「とうきょう」へかえろう。
うんてんしゅはかなりねむそうです。
じつはねているのかもしれません。
ときおり、ふかいしんこきゅうがきこえます。
がむのしょうひりょうがはんぱないです。

もときたみちをかえり、くたくたなままいえじにつきます。
おくれてやってくるきんにくつうにおびえながら、きょうはしずかによこたわるとしましょう。
それではみなさん、さーようーなーらー。

(おわり)


※ 「中将」

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March 30, 2012

『月刊 平賀源内 創刊号』

<覚ヱ書キ>

朝:チキンフィレサンド(トマト&チーズ)、珈琲
昼:咖喱炒饭
夕:
二色そぼろ炒飯
韓国風蒸し豚の野菜包み
南瓜とベーコンのポテトサラダ
鶏唐
野菜春巻
鰆の胡麻焼き
苺風味大福

◇『風化水脈 新宿鮫VIII』 大沢在昌(光文社)、読了。
◇真壁の足抜け。

◇送別会に参加している。
◇自分は送られる側ではなく、送る側である。
◇『ルパン三世 カリオストロの城』、テレビ放映日だった為か欠席者多数。
◇盗まれてんな、ハート。

(了)

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March 29, 2012

『はりぼてライフ 4月号 ~家具を作ろう!(段ボールで)~』

<覚ヱ書キ>

朝:金平天蕎麦
昼:ポテトサラダサンド、「モカ・エチオピア・シダモ」
夕:かけ饂飩、柏天

◇『勇者ヨシヒコと魔王の城 (2011/TX DRAMA24/370)』
◇ようやっと全12話を全てを観終える。
◇第9話に登場する妖精役の子役(井上花菜)の吊られ過ぎな目が怖いもの見たさを誘う。
◇嘘偽りなく、「予算の少ない冒険活劇」でした。

(了)

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March 28, 2012

『パストミドルエイジ 4月号 ~プチ詐称で生き抜く~』

<覚ヱ書キ>

朝:ツナ玉子サンド、牛肉伽哩麺麭、野菜クリーミィポタージュ
昼:伽哩拉面
夕:牛頬肉の赤ワイン煮、"Heartland"
夜:ラタトゥイユ、"HAIG"

◇「あたし、船越英一郎の名前でカラオケの会員登録してるから」と豪語する妙齢女子を見る。(怖いから見るだけ)

(了)

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March 27, 2012

『THEエンドユーザー 4月号 ~ヘヴィークレーマーへの道~』

<覚ヱ書キ>

朝:金平天蕎麦
昼:(店名)バーガー、フライドポテト、珈琲
夕:皿饂飩、麦酒
夜:"Ron Zacapa Centenario"

◇壁抜けの特殊能力を有するダダ星人が壁を抜けられずに勢いよく激突する姿を思い浮かべるだけの一日だった。

◇面と向かって「なまくらだ」と云われる。3点

(了)

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March 26, 2012

『武士道ジャーナル 4月号 ~葉隠ロードマップ2012~』

<覚ヱ書キ>

朝:烏賊天蕎麦
昼:湯麺、焼餃子
夕:鳥貝ぬた、帆立葱味噌焼き、生牡蠣のふらい、熱燗
夜:"Inishowen"

◇『冤罪』 藤沢周平(新潮社)、読了。
◇微妙な足場の着地点に辟易する人物の体温を感じますな。

(了)

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March 25, 2012

『天使のお遊び 4月号 ~八八徹底攻略!~』

<覚ヱ書キ>

朝:(失念)
昼:(失念)
夕:(居酒屋的品目)

◇個室居酒屋の一室にて花札を拡げ、遊戯に興じている。
◇スタッフが飲み物や食べ物を運んだり、皿やグラスを下げに来る度に、はっとした顔をされ、やがて苦笑いに、果てには露骨に厭な顔をされる。
◇そろそろ電車がなくなりそうなので帰りますわ。

(了)

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March 24, 2012

『こうましんぶん ほっぽうばん』 (0324ごうがい)

おはようございます!
あさ7じはんにきたくしました。
どこでなにをしていたかはきかないでください。

みぎのもみあげのしたに「れっしょう」があります。
「さかれたきず」とかいて、れっしょうです。
れっしょー!
なんですかね、これは。
さっぱりきおくにありませんが。

まぁそれはきにせず、さっそくあさごはんをたべますよ。
ふっとうしたおゆをうつわにそそぎいれます。
ついかで「ばたー」もいれちゃおう。
じゅくせいされたふうみがこおばしい、みそあじです。
って、あさからすごいかろりーせっしゅですよ。

いとごこちついたところで、「こおりのくに」へとたびだちます。
きんじょのひとがゆうかいされたとのことで、おれいはするからたすけだしてくれといわれました。
よしきた、まかしとき
いさんででかけましたが、ゆうかいはんたちはふくすうでおそいかかってくるうえに、ぶっそうなとびどうぐでえんきょりしゃげきされます。
いたい
かなりてごわいです。
こちらもめにはめをはにわはおとばかりに「はむらび」ほうしきでおうせんします。
やみにまぎれ、はなれたばしょから「ゆみや」でねらいうつというきしゅうさくせんです。

やっ
はなたれた「や」がめいちゅうしました。
「しっぱい:ゆうかいされたひとをたすけだす」
え?
どうやら、たすけだすべき「ひがいしゃ」をいころしてしまいました。(しゃさつ)
てへぺろー
・・・ごめんなさいしにかえるとしましょう。

(おわり)

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March 23, 2012

『泥舟会報 「薩摩」』

<覚ヱ書キ>

朝:チキンフィレ玉子サンド、珈琲
昼:醤油拉面、咖哩炒飯
間:(ぽん酢的な食品)、珈琲
夕:
突出◇切干大根
造り◇赤烏賊、首折鯖、黍女子(きびなご)
揚げ◇薩摩揚げ2種、ふらい
旬菜◇あすぱらがす
黒麹◇黒伊佐錦
夜:"Lungarotti San Giorgio Rosso Umbria", Pretzel, Gorgonzola

◇当日の記憶が曖昧である。
◇メモを見返すと、「たくあん、痛いの」とある。
◇・・・だいぶキてるな。

(猟)

(改題) 『泥舟通信 「薩摩」』

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March 22, 2012

『鍼マガジン 4月号 ~いまさら聞けない足三里~』

<覚ヱ書キ>

朝:金平天蕎麦
昼:桜海老天丼(釜揚げ桜海老掻き揚げ、鱵<さより>、筍、平莢隠元、梅干し)
夕:かけ饂飩、柏天
夜:"Knockando", "Tullibardine"
深:"Ron Zacapa Centenario"

◇隣席がJD2名。
◇「前に言ったっけ? 彼氏から自作した曲を聞かされた話」
◇「何それー? 彼氏バンド系?」
◇「・・・いや、バンドじゃないかも」
◇「ひとりで?」
◇「そう」
◇「何系?」
◇「弾き語り系」
◇「えーと、ギターで?」
◇「うん」
◇「聞いたかな?」
◇「タイトルが『そうしそうあい』」
◇「相思相愛?」
◇「だいたいそうなんだけど、最後の『あい』は『哀しい』方の『哀』なんだ」
◇「・・・ふ、ふーん」
◇「『つないだ手をふたりポッケに入れたらそれで幸せ』とかそういう歌詞でさ」
◇「ぶ、物理的に無理だよね」
◇「しかもすっごく歌が下手なんだ」
◇「・・・し、幸せそうだね」
◇そうだね。

(了)

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March 21, 2012

『週刊オーダーミス ~言い訳力UP!~』

<覚ヱ書キ>

朝:フライドチキンサンド、牛肉咖喱麺麭、野菜のクリーミィポタージュ
昼:掻き揚げ蕎麦、梅結び(OM)、サラダ
夕:煙香、炒米粉、麦酒

◇喫煙所には複数の更年期な方々が紫煙を燻らせている様子。
◇愛犬の愛らしさから眼科通院まで話がシフトする。
◇「緑内障かもしれないからさ、病院行った方がいいよ」
◇「でも病院は面倒だよねー、金かかるしさー」
◇「昨日テレビで見たけど、眼圧下げる目薬があるらしいねー」
◇「あ、それ見た。でもまだ世の中にには出回ってないんだよね」
◇「それよりもずっと頭痛がするんでしょ、早く病院行きなさいよ」
◇「うーんそうねー、でもさ犬には3万かけても、病院にはかけらんないよねー」
◇・・・誰が同意するんだ。

(了)

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March 20, 2012

『黒馬新聞 北方版』 (第11回)

◇女である。

◇依頼を受けて川沿いにある砦に来ている。
◇通用門には鉄格子が嵌っており、容易には中に入れない様子。
◇丈夫な身体と他者より少しだけ発達した跳躍力を駆使して外壁からの侵入に成功。
◇早速敵方より見咎められ、鬼神の如き働きにて、疲労度無視とばかりに縦横無尽に暴れ回っていると、砦の外より敵方へ向けての飛び道具攻撃を目視する。
◇まさかの援軍かと思いきや、遠方過ぎて視界に入らない。
◇まァ用事を済ませてから、礼かたがた挨拶にでも伺おうと思い、先に砦内部へと進入。
◇目的の品を無事に手に入れ、先に援護射撃をしてくれた人々を思い出し、砦の外へ。
◇見れば、三人組の男達が何かを待つ風にて野営中の様子。
◇話を伺うと、「家族が誘拐され救出に来たのだが、門の鉄格子が開けられず中に入れない」という。
◇・・・あれか、倉庫に3つ投げ棄てられていた死体の事かな?
◇もちろん、見た事聞いた事はおくびにも出さず、門を開ける仕事を承諾、ていうかもう開いてるし。
◇開門した砦内に男達を招き入れ、報酬をせしめる。
◇「門を開けてくれて助かったよ。家族が無事だといいんだが」
◇・・・すまないが、自分の目で見て確かめてくれ。
◇少しの胸の痛みを抱えたまま男達に背を向け、振り返りもせずに立ち去るしかないのだ。

(続く)

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March 19, 2012

◆『子供達を責めないで新聞 関東版』

本日ァ浅草橋での落語会でござんす。
痛飲が祟ってんでしょうかねぇ、絶不調でござんすよ。
緋毛氈が明滅して見えますな。

『第58回 鳥越落語会』
@浅草橋二丁目・浅草橋区民館6階ホール

柳家ろべえ◆蝦蟇の油

「大道商いの方いらっしゃいませんよね?」
「え? 居る? 何ですか、テキヤ?」
「・・・あー、えーと、違うの演りましょうか」
「とはいえ、私あまり器用な性質じゃないもんでねぇ」
「やっぱり変えるのもあれなんで、続けさせていただきます」
「ごめんなさい!」

柳家喜多八◆噺家の夢

「楽屋に差し入れを幾つかいただきまして」
「あたしがレバカツが好きなもんですから、よくいただくんですよ」
「あれ? ご存知ないですか、レバカツ」
「月島名物でレバーフライとも云いますね」
「凄い量をいただいちゃったんで、楽屋にいらした方に配っています」

「ほんとは噺家になるつもりはなかったんですよ」
「そりゃァ落研(オチケン)には所属してましたけどね」
「それも罠みてぇなもんでしたよ」
「あたしは大学生の時は、書道部だったんですよ」
「それが落研の先輩方に蕎麦屋の二階で篭絡されましてね」
「あたしが何を話しても、先輩達は座敷で笑い転げてるんですよ」
「『君は天才だ!』なんて云われたりして」
「今思えば、体よく騙されて入部させられたんですね」

「ほんとは(柳家)小三治じゃァなくて、(入船亭)扇橋師匠の下に入門しようとしていたんです」
「当時の扇橋師匠は別のお弟子さんを取ったばっかりで、同時に二人は見られないと断られまして」
「で、その後に伺ったのが、うちの師匠の家です」
「普通は『弟子にしてください』って尋ねたら一度は断るはずなんですがね」
「『ああ、いいよ』って云われて、入っちゃいましたね」
「でも、小三治には先に扇橋師匠の戸を叩いた事は云わなかったんですよ」
「でも、ある日小三治と扇橋師匠が一緒になる会がありまして」
「あたしがお供したんですが、待ち合わせの場所に扇橋師匠が先に来ているんですね」
「そしたら、うちの師匠が『ほら、お前の大好きな扇橋だぞ』って」
「・・・とっくに知ってたんですね」

お仲入りで御座ィます。

柳家喜多八◆一つ穴

「最近は芸能人づいてましてね」
「名前は云えないんですが、とある女優さんに『厩火事』を稽古付けたりしましたね」
「もうこんな距離で、こんな距離ですよ」
「後は、伊武雅刀さんですかね」
「伊武さん、ほんとは『妾馬』を演りたかったらしいんですけど、あたしが出来ないんで断りました」
「『笠碁』を稽古しましたね」
「まァ伊武さんらしい噺じゃないですか」
「笑うところありませんけど」

神田阿久鯉◆天明白浪伝の内「因幡小僧」

喜多八師匠より「彼女は本物」と評された阿久鯉先生でした。

追い出しが鳴りまして、お開きで御座ィます。
浅草橋駅方面を目指しまして、ガイジンだらけの焼き物の店に入りまして、串なんざいただきましょうかねぇ。

(了)

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March 18, 2012

『愛犬家通信 4月号 ~丸焼き大好き!~』

雨中の夕刻、闇に紛れて顔色も区別も怪しい案内人に導かれ、「A5の雌」を「切り置きしない」という店へ赴く。
当店、「あえて見栄えのしない雌だけを一頭買い」というスタンスであり、その筋には目鱗な至言を残す。(どの筋だ)

以下は喰い倒れと飲んだくれの通過した轍に刻まれた輝かしい戦歴である。

ればー刺(にんにく醤油、胡麻油)
キムチカクテキオイキムチ
さがり(塩)
はらみ(塩)
焼きしゃぶ
ろーすのづけ焼(山葵醤油漬け)
辛味噌棒はらみ
上たん
野菜焼(椎茸、獅子唐、玉葱、長葱、ぴーまん、南瓜)
ほるもん(縞腸)
はつ(心臓)
はつもと(こりこり)
ユッケジャン(大辛)

移動した知人宅にて自家製レモン・チェッロをいただく。
アルコヲル度数96を誇るウォッカ、スピリタスをベースに、実家の庭に生い茂るという果実を捥いで、果肉を除いたピールと多量なる砂糖で拵えたという。
なるほど、これは。
などと感嘆しながらのうのうと経口摂取している内に時は経ち、「あたしを酔わせてどうしようって云うの」的な泥酔まっしぐらになるという未来予想図に心底怯え、複雑な住宅地の路地を抜けて最寄り駅を目指すのだった。

(了)

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March 17, 2012

◆『仮名書讀賣 彌生廿柒日號』

昨日に続きまして、本日ァ根津での落語会でござんす。

『図書館寄席 古典落語真打二人会』
@根津二丁目・不忍通りふれあい館地下ホール

三遊亭大樂◆寝床

「只今場所中ですけど、大阪から逃げて来たわけではありません」
「こう見えても体重は65キロですよ、右半分が」

三遊亭大樂◆勘定板

お後の圓福師匠が遅れてらっしゃるのか、大樂師匠が二席続けて繋ぎます。

本編:
・・・まァ噺家符牒でいうところの「セコ」を扱う噺は少なくもないんですがねぇ、これはもう何と申しましょうか、極北でしょうな。
多方面への影響があれなんで、サゲ含めた内容は割愛させていただきまさァね。

三遊亭圓福◆時蕎麦

サゲ:
「お客さん、これうちのポイントカードなんですけど、16杯食べたら一杯只ンなりますよ」

追い出しが鳴りまして、図書学芸員の方からの閉会のご挨拶が御座ィまして、お開きでござんす。
不忍通り沿いを歩きまして、えすにっくな装いの橙色した看板が目に付きましたてんで、扉を引き開けます。
壁に飾られた国王陛下のご尊顔が拝めながら、鶏出汁炊込じゃぽにか米と酸ぱ辛ぇ汁の米細麺なんぞいただきましょうかねぇ。

(了)


<覚ヱ書キ>

◆カオマンガイ
◆ゲティオトムヤムクン(センレック)

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March 16, 2012

◆『けむーる瓦版 号外』

本日ァ新宿六丁目での落語会でござんす。

『第十五回亭砥寄席 「亭砥寄席×オフィスぼんが ”落語の達人”(瀧口雅仁著)出版記念口演」』
@新宿六丁目・新宿文化センター小ホール

瀧口・市馬・平治・権太楼◆鼎談

瀧口氏司会による自著本の紹介から始まりまして、当本にりんくしたいんたびゅー内容が、本日の演者とのくろすとーくで御座ィます。
権太楼師匠が最初の師匠であります柳家つばめ師匠との思い出を語らっておりますと、遅れて到着し舞台の袖に待機しておりました市馬師匠の姿を認めて、
「それでは唄っていただきましょう、『達者でな』」
なんてぇ自らまいくろふぉんを手渡しますと、普通に唄い出す市馬師匠に会場より惜しみのない拍手と手拍子が送られます。

柳亭市也◆一目上がり

サゲ:
「芭蕉の句だ」

古今亭駒次◆戦国鉄道絵巻

本編:
擬人化した東急各線の面々が様々な艱難辛苦を乗り越え、海外からの助っ人に窮地を救われます。

柳亭市馬◆花見の仇討ち

本編:
市馬師匠、何故か「桜」を「松」と云いたがりまして、二度目に「松」と云ってしまった後には、
「あたしはこう、松がどうしても好きでねぇ、着物の柄に裾まで松の木がばーっと鏤(ちりば)めてあるのが堪らないんですなァ」
と小粋に居直りました。

お仲入りで御座ィます。

桂平治◆平林

本編:
旦那の用を言い付かった小僧定吉、最近聞かなくなった「圓生襲名問題」について町を往く三遊亭円丈師匠に問い質します。

柳家権太楼◆一人酒盛り

本編:
権太楼師匠、「鼠入らず」を「猫いらず」と呼んでおりました。
お気持ちはよく分かるんですがねぇ、たった一言で世界が変わるてぇ難しいご商売ですから、何かひとつでも気になっちゃいますてぇと止め処ないんですなァ。

追い出しとなりまして、お開きでござんす。
縄でも手繰ろうなんてんで、新宿二丁目を目指しましょうかねぇ。

(了)


<覚ヱ書キ>

酒◇菊水 純米(新発田)、小野乃里(佐渡)、緑川(魚沼)
肴◇山菜の天麩羅、炙り〆鯖、栃尾揚げ

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March 15, 2012

『逆立ちした世界 4月号 ~地獄と花とブリューゲル~』

<覚ヱ書キ>

朝:(抜き)
昼:醤油拉面、炒飯
夕:串焼、他(詳細失念)
夜:赤葡萄酒(銘柄失念)

◇目覚めると9時半である。
◇外人みたいな感嘆詞だらけの奇声を発しながらの外出準備。
◇それでも大人は走らないの原理を忠実に守り、どうにか間に合う。
◇信用と信頼の実績を破壊しない為の行動にのみ固執して生きています。(コンサバ)

(了)

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March 14, 2012

『週刊フレグランス ~山手線セメントな女子特集~』

<覚ヱ書キ>

朝:ツナ玉子サンド、牛肉咖喱麺麭、玉蜀黍湯
昼:掻き揚げ蕎麦、鮭結び、サラダ
夕:皿饂飩、麦酒
夜:"Ron Zacapa Centenario"、パテ・ド・カンパーニュ

◇文京区、国道沿いの歩道を歩いている。
◇油絵らしき絵画が何にも包まれず、そのまま投棄されている様子。
◇ミレー?
◇どう見ても『落穂拾い』である。
◇しかも、作品のレプリカとかそういう類の品ではなく、稚拙な模写。(よく見ると水彩画)
◇何か家庭に哀しい事情があったのかと思い、そっと目頭を押さえるのだった。

(了)

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March 13, 2012

『月刊ダルムシュタット 臨時増刊号 ~追悼、ヘッセン大公ルートヴィヒ4世~』

<覚ヱ書キ>

朝:ホイップクリームのクロワッサン、米粉咖喱麺麭
昼:(掻き揚げ蕎麦、鮭結び、サラダ) ※うろおぼえ
夕:炙り味噌らーめん

◇世界を救うのに忙殺されている。(妄念)

(了)

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March 12, 2012

『黒馬新聞 北方版』 (第10回)

◇女である。

◇諸事情により南東エリアを徘徊している。
◇雪原と荒野を駆け抜け、見知らぬ野営地に到着。
◇将校と思しき軍服を纏った中年男性(禿げ)より話し掛けられる。
◇禿げが云うには、既に滅び去って久しいカルトな集団の残党を駆除し、仮面を剥いで奪って来いと。
◇まァそういう類の団体には同情も憐憫も含め1ミリもシンパシーは抱かないので、何か報酬があるのであればと能面を被った如き表情にて首を縦に振り、頼まれ事を受注する運びに。
◇要塞内部へ侵入。
◇広い。
◇長い。
◇終わらない。
◇死闘を幾度か乗り越えて、ようやく目当ての品を入手。
◇外で待つ禿げと話してこの仕事を終わらせようと思い彼の姿を探すと、つい先程までは居なかった部下らしき兵士に指示を与えている現場に遭遇。
◇「お前にしか出来ないんだってば。大丈夫だから、先に入った奴がいろいろあれしてくれてるから、頃合いを見てそいつの戦利品を、な?」
◇なるほど、自分は捨て駒でしたかい。
◇まァそれでも生還したよーと報告しに行くと、いきなり敵対する禿げと部下。
◇「今のを聞いていたか!」
◇いや別に騙されたなんて思ってないし、ぶっちゃけどうでもいいから。
◇「問答無用!」と血気盛んに斬り掛かってきやがるふたり。
◇百戦錬磨の自分に勝てるはずもなく、いたずらに命を消費させた屍がふたつ横たわる結果に。
◇将官クラスの装備品はレアだなと思い、兵士の珍しくもない備品は捨て置いて、禿げ死体を丸裸に引ん剥いて、自宅のマネキンに着せるべく、所持品袋にそっとしまうのだった。

(続く)

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March 11, 2012

◆『月刊 寺田寅彦』

本日ァ早稲田での落語会でござんす。

『鶴巻図書館主催 第1回鶴巻図書館寄席 桂扇生独演会』
@早稲田鶴巻町・鶴巻小学校1F会議室

桂扇生◆一目上がり

「鶴巻町はあたしが最初の師匠、三笑亭夢楽の一門に入った時に通った馴染み深い町であります」
「当時は早稲田町と呼んでましたが」
「お近くには当時、古今亭志ん朝師匠が住んでらっしゃいまして」
「近所のお肉屋さん、何ていいましたかね、そう、長谷川! 今もあるんでしょうか」
客席より笑いながら「閉店したよ」との声が。
「そうですか、潰れちゃいましたか、残念ですなァ」
「その店で志ん朝師匠のお弟子さんで当時、朝太といいました今の古今亭志ん輔さんとばったり一緒ンなったりなんかして」
「肉が包まれるのを待ってる間、よくふたりでメンチカツなんか食べてたもんです」
「『お前んち何、今日すき焼き? いいなァ俺んち、コッロケ』なんて」

「近所に公園がありました、今でもありますけど」
「弟弟子の(三笑亭)夢三四(むさし)とよくキャッチボールしてましたね」
「夢三四は当時、夢坊って名前でしたね」
「こいつは若くして死んじゃいましたが・・・」
「噺家の中には草野球のチームに入ってる人もいますね」
「私の師匠が監督のチームがありまして、弟子の私は問答無用で入らされますね」
「三笑亭夢楽のベラボーズ」
「(柳家)小三治師匠も球団を持ってました」
「(古今亭)志ん五さんは、ヨイショーズ」
「このヨイショーズ、七回まで調子良いんですよ」
「七回を過ぎると急に守備が乱れまして、逆転負けするという」
「で、打ち上げに参りますと、相手チームの席で酌して回って、『いやいや、さ・す・が・は大将、お強いですなァ、敵いませんや、よいしょっ』」
「だからヨイショーズ」
「(春風亭)小朝師匠は、ワカサマーズでしたかな」

桂扇生◆岸柳島

「古今亭志ん朝師匠は鶴巻町から矢来町に引っ越しまして、『矢来町の師匠』と呼ばれてました」
「稽古付けていただこうと、矢来町のご自宅に伺った時があります」
「まァ注文住宅ってんでしょうか、立派な建物でして」
「畳敷きの稽古する部屋があるんですね」
「『酢豆腐』てぇ噺を教わりに伺ったんですが、××××(名前失念)も一緒でして」
「そいつは『岸柳島』を教わりに来てました」
「志ん朝師匠はついでだから一緒にと仰いまして、稽古していただいた噺のおまけの方の噺をこれから演ります」

「志ん朝さんのお弟子に(古今亭)右朝さんてぇ方がおりまして」
「この方は将来を嘱望された優秀な方だったんですが」
「志ん朝師匠が亡くなった年に肺癌で亡くなりました」
「さっき申し上げました夢三四も同じ病でしたね」
「できる噺家は早死にしますねぇ」
「・・・あたしは死にませんよ、まだまだ死にません」

丁度お時間となりましてお開きでござんす。
近くが夏目漱石先生の縁の地なんてんで、漱石山房通りでも巡りましょうかねぇ。

(了)


<覚ヱ書キ>

鶴の友 純米
麒麟 生辛
親父
北雪 鬼ころし
栃尾葱味噌焼き
田舎漬物
辺木蕎麦蒸篭

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March 10, 2012

『黒馬新聞 北方版』 (第9回)

◇女である。

◇生きながらにして、魂だけが彷徨う特殊エリアに来ている。
◇霧の中に建つ荘厳な館の中で、伝説に名を残すという古(いにしえ)の武人(死人)らと合流し、扉も蹴破らんばかりに勇んで外へ。
◇激しい攻防の末、凶々しくも禍々しい「世界を喰らう者」からの脅威の撃退に成功。
◇ふーやれやれ、これで肩の荷も下りたなと世話になった人々へ挨拶回り。
◇浮島状の地上より館へのアプローチは、大型爬虫類の脊椎をただ横に渡しただけの架け橋しかなく、遥か遠い眼下には黒々とした水面を湛えた奈落の底である。
◇しかも内に湾曲した胸骨は下に向かって斜めっており、足場の悪い事この上ない。
◇「みんな、ありがと・・・あーっっ」
◇あっさりと足を滑らし、落下。
◇天下無双の竜殺しも、「物理的に戻れない湖底」には甚だ弱く、瞬時に生命活動を停止し、完全脱力した四肢を、なよなよと水中を漂わせるしかないのだ。

(了)

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March 09, 2012

『月刊シルヴィ・ヴァルタン』

<覚ヱ書キ>

朝:クリームデニッシュ、珈琲
昼:鯖の塩焼き
夕:鴨蒸篭、熱燗
夜:"Inishowen"

◇絶滅の危機に瀕している宇宙人を救済しているという活動家と話す。
◇活動手段としては、「離散している彼らの仲間を一体ずつ保護する」という内容。
◇その大儀に胸を打たれ、少しでも力になれればと、まずは中野辺りから捜索を始めようと思うと告げておいた。(社交辞令)

(了)

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March 08, 2012

『週刊ペェスト 3/15号 ~切り貼りの裏表~』

<覚ヱ書キ>

朝:烏賊天蕎麦
昼:鯖の塩焼き
夕:かけ饂飩、茄子天
間:(スモーキーフレーバーな何か)

◇ホテル業に就いていると思われる4名の男女、内数名が泥酔一歩手前といった様子。
◇「歯磨き粉を1g減らす案件やりましたよね」
◇「あー、あれね、中谷さんが一緒だった時ね。・・・中谷さん死んじゃったんだよなァ」
◇「(無視して)備え付けのチューブの内容量を1g減らす事で年間××万円の削減が」
◇「・・・中谷さん、何で死んじゃったんだろう」
◇「(無視して)今、備え付けの歯ブラシって硬いでしょ」
◇「・・・中谷さん・・・」
◇「(無視して)あれも軟らかい歯ブラシから入れ換えるのもやったなァ」
◇「・・・中谷さーん」
◇何だ、この会社。

(了)

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March 07, 2012

『デイリー産土(うぶすな)』

<覚ヱ書キ>

朝:金平天蕎麦
昼:"(SHOP'S NAME) BURGER", "FRIED POTATO", "COFFEE"
夕:皿饂飩、麦酒
夜:"The Famous Grouse"
深:"Ron Zacapa Centenario"、トリッパのトマト煮込み、ローズマリー・オリーヴ

◇通勤路を歩いていると、頭上より壁を通してくぐもった音で「二人はまるで捨て猫みたい~」と尾崎豊の曲を唄う年配の男らしき声だけが聞こえる。
◇現在時刻は9時を少し過ぎたばかりだ。
◇この辺にスナックなんてあったかしらと思って、はたと気付く。
◇嗚呼、ここは円山町だった。

◇夕餉の店、共に円卓を囲んではいるが互いに知らない同士、隣席には妙齢を既に通り越した女ふたりが座っている。
◇「わたし、最近まで仕事でミュージカルやってたんだけど」
◇「あなたのお仕事って、お芝居の舞台だけじゃないんだ」
◇「まァミュージカルも芝居だし舞台だし」
◇「メジャーな人は出てる?」
◇「うーん、ある意味メジャーなんじゃないかな」
◇「それは、一部に熱狂的なとかそんな感じ?」
◇「そうそう、わたしがプロデュースしたわけじゃないし、いろいろ云うのもあれなんだけど、××××が××××で、もうまったく理解できないし、何て云うの、アキバ系? うわーって感じで、そんな××××で、ほんとに信じらんない! あいつら、ほんとに××××で、××××で」
◇ねえさん、お願いだから公共の場で実名あげて大声でディスらないでー。

◇不意に Tom Jones feat Nina from Cardigans "Burning Down The House" が聴きたくなる。

(了)

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March 06, 2012

『黒馬新聞 北方版』 (第8回)

◇女である。

◇本日より不条理な世界観を補完する「何か」がこの凍結した大地に降りて来たのだと、この目でしかと感ずる。
◇降りて来た感がありますよ!
◇まァ仔細は語らずして、ビフォアアフターを体験してみよう。

◇その壱。
◇その世界に入り込むまでの時間と手続きが大幅に短縮された。(こいつァいいや)
◇その弐。
◇・・・展示品への「寄り」が更に可能になり、あえて「熊の木彫り」に例えるならば、毛穴まで見える状態になった。(どうでもいい)
◇その参。
◇・・・自宅地下に設置されたマネキンが夜毎徘徊しなくなった。(どうでもいい)
◇その四。
◇・・・「はじめてのおつかい」的な指導、例えて云うなら「かいものするときはおみせのひとにおかねをはらうのよ」等のひと言が改めて入った。(どうでもいい)
◇以上。
◇え? 終わり?

(続く)

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March 05, 2012

『年刊かたゆで倶楽部 2012年号 ~腹痛の原因を徹底検証~』

<覚ヱ書キ>

朝:金平天蕎麦
昼:"TERIYAKI BURGER", "FRIED POTATO", "COFFEE"
夕:もやし雲呑麺
夜:"DRAFT BEER", "LEGENDARIO", "PICKLES(茗荷)"

◇『氷舞 新宿鮫VI』 大沢在昌(光文社)、読了。
◇クレジットカード盗難の被害者としての登場人物を主人公と結び付ける件は少し強引とも思う。

(了)

(改題) 『年刊かたゆでたまご 2012年号 ~腹痛の原因を徹底検証~』

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March 04, 2012

『週刊 大相撲ダイジェスト 3/11号 ~春のダイエット特集~』

<覚ヱ書キ>

朝:(抜き)
昼:「氷見うどん細めん」、おぼろ昆布、「雁鐘」
夕:
突出◆鮟肝、筍、ばい貝
造り◆鮪、金目鯛、青柳(馬鹿貝)、しらす、鮟肝
鍋物(壱)◆つみれ、鶏団子、銀鱈、渡り蟹、白菜、白滝
揚物◆生牡蠣のフライ
鍋物(弐)◆豚ばら肉、他
酒類◆「(札幌)」、「菊正宗 樽酒(兵庫・灘)」、「高清水(秋田・秋田)」、「真澄(長野・諏訪)」

◇山ガール女子会。

(了)

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March 03, 2012

『黒馬新聞 北方版』 (第7回)

◇女である。

◇諸事情により体制側と反体制側の仲裁を行うという立ち位置にいる。
◇休戦調停を前提に講和会議を進めるはずが、反体制派代表がしゃしゃり出て来て、出し抜けに体制側と領土権の交渉に入りやがる。
◇何だこいつ、面倒くせぇなと適当に相槌を打っていたら、選択肢を誤り、うかうかと反体制派の肩を持つ結果に。
◇仕切り直しを要求し、再び交渉に入る。
◇体制側には銀が豊富に採掘されるという旨味のある西の領土の失う代償として、反体制派の本拠地の寝首を掻ける真北にある自治区と、南西区域の虐殺事件の賠償金の受け取りを確約させ、辛うじて中立の立ち位置を固持する。
◇ていうか、こういう場に立たない為に日々僻地を放浪していたのに。
◇さァて休戦協定が成立したところで、ド本命の第三勢力をばらしにゆくか。

(続く)

(改題) 『月長石ト鍛造ト言霊ノ國』 #005-006
(改題) 『竜殺シ氷地獄』 #001-004

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March 02, 2012

『月刊 高橋留美子』

<覚ヱ書キ>

朝:金平天蕎麦
昼:醤油面、咖喱炒饭
夕:鴨蒸篭、熱燗
夜:"Inishowen", "Lagavulin"
深夜:"Highland Park 8y"
最深:ラタトゥイユ、"Legendario"

◇夜、「この商売してると、色んなお客さんが来ますね」との前振り。
◇「少し前の話なんですが」
◇「終電がもう終わってた時間でしたかね、その端の席に男女が座ってまして」
◇「それまで『超受けるー』って連呼してた女の子の方が、もうカウンターに突っ伏して寝ちゃってるんです」
◇「で、隣に座る連れの男が、その女の子の、こう髪とか身体とか撫でてるんですよ」
◇「まァ鬱陶しいし、うちの商売的にもあれですよね」
◇「そのカップルとは真反対には常連の方がやはり男女でいらしてまして」
◇「僕が年末に怪我した話を求められたんですよ」
◇「もう何度も話してるから、まァ掻い摘んで話はできるんですが、あえて云わずに」
◇「常連の女性の方が、『ねぇこの人さ、こないだ死にかけたんだよ、話してあげてよ』って振るもんですから」
◇「『いや、実は山口組の人に拉致られちゃって監禁されてほんと大変だったすよー』って低い声で云ったら」
◇「さっきのカップルの男の方がが『ごごごちそうさまでしたー』って云って金置いて女の子の腕つかんでさーっと帰ってゆきましたね」
◇こうかてきめん。

◇同じ店、背後のテーブルに座る男女は真剣に「人魚」の存在について熱い語りを続けている。
◇「人魚はこども作れるかな」
◇「やっぱり不死なわけでしょ、こども必要なくない?」
◇「じゃァ何で男女がいるのよ」
◇「だから、それはー」

◇深夜、「寒干し大根」をBARに売りに来る女子。
◇私は断りましたが、隣席の初老の方が100gお買い上げ。

(了)

(改題) 『ジビエと留美子と複雑骨折』

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March 01, 2012

『月刊フライヤー4月号 ~揚げ玉の全て~』

<覚ヱ書キ>

朝:烏賊天蕎麦
昼:掻き玉蕎麦
夕:かけ饂飩、茄子天

◇・・・揚げ物と麺類しか口にしていない。
◇外でぐだぐだと飲んだくれていた方が栄養面で遥かに健康的であると改めて気付く。

(了)

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