June 27, 2006

『11688回目の失念』

何もしなくても365回もしくはその前後、ぐるぐるすることによって人は年輪を重ねてゆく。
もう何度目かですら忘れるくらい気にもならない程度に薄れゆく記憶。

日付が変わり、忘れていた年月を思い出す。
手にしたグラスの氷は既に無く、何杯目かも分からないまま席を立とうとする。

スウェーデンから来たという22歳から別れ際、手の甲に唇を押し付けられる。

・・・まあぶっちゃけ男なんですけどね。ははは。

(泣)

投稿者 yoshimori : June 27, 2006 11:59 PM | トラックバック
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