August 29, 2006

『君の刃物の錆になる』

熱気に包まれている店内。
盛り上がってるとかそういう意味ではなく、空調が壊れている的熱気。

女、もくもくとチャーシューを刻み続ける、もくもくと。
流れる汗もぬぐおうともせず、中華包丁を振るい続ける。
また汗。

「お客さん、あついですか?」
まあ、夏ですからね。そこはかなり暑そうですね

「ええ、ここエアコン効かないんですよ」
え? 動いてるの?

「厨房が暑過ぎて狭いからあれなんですよ」
まあ、しょうがないから我慢しますよ。

「仕方ないですか」
そうですね。

チャーシューを刻む女と交わす内容の無い会話。
そんな中目黒。

(了)

投稿者 yoshimori : August 29, 2006 11:59 PM | トラックバック
コメント

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Posted by: Alijah : June 16, 2007 06:09 AM
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