October 25, 2006

『現実の続き 夢の終わり (2000)』

『現実の続き 夢の終わり』
(オフィシャルサイト)

■台北、前田・伊藤は800万円を携えてヘロインだかコカインの取引へと向かう。
■台湾人に襲撃され、伊藤は死亡、前田は負傷し、金を全額奪われる。
■奪った金が人の手に渡る過程で見る見る減額してゆく。
■それを突っ込まれると必ず「手数料だ!」って逆ギレされる。
■伊藤の死を知った加奈子は、日本から台北へ。
■前田と共に伊藤を殺害した台湾人捜索に協力する。
■あっけなく射殺される前田、ついでに撃たれる加奈子。
■襲撃側とは異なる組織の下っ端、シャオハウに助けられる加奈子。
■ブローカー高橋より、伊藤を殺害した組織の情報と、拳銃を受け取る。
■シャオを長として、二つの組織が縄張り争いしている様子。
■シャオはいずれの組織に肩入れすることもなく、「みんな仲良く」というスタンス。
■加奈子がぶっ潰したいのはアタイ、アサン組。
■アタイ、アサン組と仲良くできないのが、ロン、ジェ組。
■特にジェ。
■あらあら内輪で殺し合い始めちゃいましたよ、唐突だな。
■加奈子、紆余曲折を経て伊藤殺害組織をぶっ潰すわけですが、シャオハウに助けられたっていう恩もあるんで、いつの間にか内部抗争に発展した別組織も潰してみよかと、乗船するはずの密航船に背を向ける。

千葉真一先生のJAC出身であるはずの水野美紀は、ガンファイトと全力疾走のみという、身体使ったアクションが皆無である上に、台湾俳優の動かないこと動かないこと。

加奈子が日本への渡航を中止してシャオハウの元へ向かうのはいいとしても、彼ったら結果、超犬死。
あ、じゃあ加奈子がシャオハウの仇討ちするんだと思いきや、肝心のエピソードも見せないまま終劇という、カタルシスもへちまもないエンディングには辟易しますよ。

(了)

投稿者 yoshimori : October 25, 2006 11:59 PM | トラックバック
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