January 02, 2007

『延喜神明帳への登録間に合わず』

ichihara.jpg

初詣る。

歩いて数十歩の距離に神社がある。
当社に寄進したと思われる父の名が南門に刻まれている。

当社、天平年間に近江国(滋賀)より祭神と民を招き奉ったという。
故に私自身の祖先は、かつては近江人であった可能性が高い。

が、当時は、いわゆる国分寺建設ラッシュ。
国司が地方に派遣され、建造を急がせた逸話も多い。
『万葉集』編者、大伴家持はこの地の国司。
曾々々々々々・・・祖父は、労役の為に連行されたと想像に難くない。

嗚呼、ブルーカラー。

(了)

投稿者 yoshimori : January 2, 2007 11:59 PM | トラックバック
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