August 26, 2007

『珠玉、壊れているかもしれない』

NHKを観ている。
噺家、柳家 喬太郎の演目、『午後の保健室』に衝撃を受ける。

<登場人物>
遠藤:生徒会長
山崎:校長
先生:校医

カラダの不調を訴える遠藤は保健室へ赴き、校医の言われるがままにベッドへ横になる。
遠藤は15歳にして、古典落語の「御隠居」口調

会話するだけで疲労感に襲われる校医は、「もっと年相応な話し方をしなさい」と注意するもスルー。

そこへ突然開けられる扉、這い入ってくる男、
「超いってぇー、まじありえねぇー。先生よぅ、俺よぅ、胃腸が超痛えぇんだよ、何とかしてくれようぅ!」

男、実は校長。

遠藤:「何だ、山崎、お前は胃と腸の区別も付かんのか。まったく、困りますなあ先生、山崎は。はっはっはっはっは」

山崎:「うっせぇっ、遠藤! お前2年のくせに! お前退学な、俺決めた、今決めた。俺の権力でおめーぜってぇ退学ぅー、ばーか、ばーか」

遠藤:「はっはっはっはっは。面白いのう、山崎は」

何か複雑な構成のまま、実は若い女医と思われていた校医、実は還暦過ぎと判明して終了。

他、持ちネタとして『東京ホテトル音頭』なるオリジナル曲があるようだが、間違いなくNHKでは放映できない。

師匠の今後の展開が気になる。

(了)

投稿者 yoshimori : August 26, 2007 11:59 PM
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