May 30, 2008

『寒空ニ舞ウ幾千ノ欠片』

意外と寒い。
寒空に放り出された身として、暖かい物を目指す。

分かりやすくおでんでも喰らおうと、階下へ。
扉を開くと、店内は暑い。

銘柄は失念したが、日本酒を三合ばかり頂く。

■豆腐 ・・・ おでんの具ではなく、醤油を掛け回し山葵で頂く。
■玉子 ・・・ 半個に割って、黄身がつゆに溶けてゆく。
■竹輪麩 ・・・ 竹輪でも麩でもないのに「ちくわぶ」。
■蛸 ・・・ うでられた蛸下足、くるんとまるまっている。

五十一歳という店主より、十三歳下の嫁を紹介される。
水道橋にて店を営んでいるという。

肴を荒らして次へと移動します。

(了)

投稿者 yoshimori : May 30, 2008 11:59 PM
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