September 30, 2010

『九月下席(千龝樂)~豆漿火鍋 "dòujiāng huǒguō"』

此の季節の到来を待ち侘びていた。
好みの具材だけで満たされた鍋を囲むのだ、ひとりで。
思いのままに箸で突くのだ、ひとりで。

<食材(ひとり食べきり分)>

◇スジャータめいらく無調整豆乳豆腐もできる有機豆乳 ・・・ 450ml
◇白菜 ・・・ 1/8個
◇天草ポークばら肉(しゃぶしゃぶ用) ・・・ 100g
◇味の素コンソメ ・・・ 1個
◇鷹の爪 ・・・ 適量
◇にんにく ・・・ 適量

<作り方>

1.ざくざく
白菜をざく切る。
(鍋は兎角食べ過ぎる憂いもあるが、白菜の喰い過ぎで死んだ奴ァいないので欲望のままに)

2.とろとろ
鍋に豆乳を投入し、とろとろと弱火で。
(強火でほったらかしにしておくと吹き零れてしまい材料が半減するので注意)

3.ゆばゆば
「無調整」を使用しないと湯葉が作れないので、そこはひとつ厳守で。
・・・あれ、おかしいな、湯葉ができない、無調整なのに・・・。
時間を要したが、湯葉を生醤油でいただき次の工程へ。
次からはスジャータは使わないと心に誓う。

4.ぐつぐつ
ほどよく温まった豆乳にコンソメを投入し、水分が足りないようであればを追加。
白菜を投入し、強火でバーニング。
鷹の爪、にんにくも続けて投入。

5.しゃぶしゃぶ
白菜が煮えたところでばら肉を投入してしゃぶしゃぶと食す。
つけだれは、具入り辣油
豆乳白色と赤唐辛子色の決して混ざらない融合である。

6.ごちそうさま
〆の饂飩を食べ終えたところで、まだスープと具材の残る鐵鍋を卓袱台を裏っ返すように引っ繰り返して出掛ける準備を。

7.いってきます
こんなところにペルー料理店があるな、と中へ入りメニューも見ないままスタッフにオーダー。
ぶつ切りにした蛸と殻を剥いたムール貝に、微塵切った玉葱と半切りプチトマト、ブラックオリーヴを、レモンをがっつり絞って混ぜ合わせ、コリアンダーや唐辛子を加え、オリーヴオイル、塩を振っただけのセビーチェをくれ、あとクスケーニャでもアレキペーニャでもいいから店に置いてあるビールあるだけ持って来い!

"Salud!" (乾杯!)

(了)

投稿者 yoshimori : September 30, 2010 11:59 PM
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