December 13, 2010

(工事中)『十二月中席~棟中見廻日記』 (第壱回)

<20101227現在、加筆・訂正・画像準備中>

・・・である。
心身共に重くなるばかりだ。
本日より三日間、食事は制限され恥辱の拷問の果てに軽く軟禁されるのだ。

10:00 起床
11:15 入浴
11:00 朝食 "anchovy, potato, guacamole"
12:30 外出
13:00 手続
13:10 検温(37.1℃)、血圧(数値失念、高目)
13:20 入室(461号室)
15:00 X線、心電図

何も始まっていないのに、何故か既に軽く具合の悪い状態に。
カラダが無い知恵を絞って拒否しているようだ。
後は最後の夕食を摂り、二度の投薬を経て就寝予定。

同室隣床の患者、医師団より「味の素との共同開発新薬のデータ提供」を求められている様子。
高額な検査料が無料になる上に相当の謝礼も出るという。
そういう交渉が他人に丸聞こえなのも如何なものかと思うの。

18:00 夕食(素饂飩、コンソメスープ、パイナップルジュース)
18:30 服用(消化管運動機能改善剤ガスモチン錠、1錠)

点滴針を左腕に刺される。
今後全ての移動はガートル台(点滴スタンド)が同行する事になる。
私よりも背が高く痩せてていけ好かない奴だ、脚なんて五本もあるし。

20:50 服用(緩下剤ラキソベロン錠、1錠)

目前での服用を促そうと看護師は水道水をカップに注ごうとするのを丁重に断ってから白湯(さゆ)を要求も「あちらにありますので」とやんわり反撃を受ける。
ガートル台を引き連れ、仄暗い廊下を白湯を求めて手探りで進むのだ。

21:00 消灯

此の時間に眠れる訳も無し。

(續く)

投稿者 yoshimori : December 13, 2010 11:59 PM
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