February 23, 2011

『浮かれ五明(ごみょう)』

徘徊癖が止(や)まらない。(断っておくが、老人性の其れではない)
本日は台東区に程近い千代田区である。

毎日が最安値という物品も山積みな倉庫然とした店にて底値で購入した冬用の品は、重量こそ然程でもないものの嵩(かさ)容積があり持ち運び難い事この上無い。

其の儘電車ん乗ってまっつぐに帰りゃァいいのに、立ち寄った店にて着座と同時に中瓶と中皿と頼む。
当店では「包子」と書いて「ポーヅ」と読む。
卓上には七味唐辛子と和芥子が在るだけで、辣油の姿は無い。
婆ァ辣油持って来んかい等という暴言を吐く理由も嗜好も無いので、大人しく店の流儀に従って小皿に盛るは目にも鮮やかな鬱金(うこん)色である。
時間帯がずれ込むと行列が並びかねない店なので、早早に完食完飲し撤収。

次なる河岸は新宿区である。
選りすぐって揃えたつまらねぇ雁首を眺めながら、琥珀色の液体に鉱泉水と柑橘系果汁を加えた飲料を幾杯か。

更に同町内の店へと移動。
地階への階段を下り、引き戸を開けると客は疎らである。
鍋の中は寂しく、店側の残り物浚いを助ける結果に。
漂う京風だし毛穴にさえ沁み入るようだ。

◇(無銘)(青森)
・・・ 瓶を拝見させて貰ったが瓶口辺りに貼られたラベルには「xxx仕込み」とあるだけで他の表記が一切無い。

以下の具材、前者が色が変わるほどに煮込まれて沁み沁みの方で、後者が後入れの味付け程度に沁み込ませの方。

◆豆冨
◆牛舌

少し度が過ぎたのか、顔がひやり冷たく感じつつも発汗する症状に見舞われる。
直ぐに恢復はしたものの、振り返れば連日の痛飲が肉体にダメヱヂを与えてるのは確かだ。
明日も明後日も明々後日も弥明後日(やのあさって)も飲んだくれる予定でいるのに、何という様だ。
まずは酒精に負けないカラダ造りから始めようと思う。(反省の色無し)

(了)

投稿者 yoshimori : February 23, 2011 11:59 PM
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