July 02, 2011

『忘月』 (第48回)※

<業深キ匠ノ技>
およそ三種目にて「達人」と呼ばれる立ち位置となる。
とは云え、一門を構えて弟子を下に置いたりしないのだが。
ただただ、ひとりで生きる為の術(すべ)に過ぎない。
野に生える草をぐじぐじと擂り潰して毒薬を作ったり、死人の骨をどうにかさせてうろうろさせたり、暗闇からこそこそ忍び寄って寝首を掻いたり、とまァ人殺しの技術ばかりが際立って長けてゆくのは止められないのだ。

(續く)


(改題) 『偽善と呼ばれる為に求められるfの条件』 (第34回~第47回) #034-047
(改題) 『幻想ト猊下』 (第弐拾弐回~第参拾参回) #022-033
(改題) 『終ノ棲家』 (第玖回~第弐拾壱回) #009-021
(改題) 『継ぎ目無きヘリウムの都』 (第壱回~第捌回) #001-008

投稿者 yoshimori : July 2, 2011 11:59 PM
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