November 12, 2012

『地元の14歳と付き合えますように』

◇まっつぐ帰ろうとすると、それを阻止すべく誘惑装置が働き出す。
◇意思決定は常に、流れる水の如く低い位置にゆるゆると流れてゆくのだ。

◇つなぎとしての和食。
◇白身魚の甘酢漬け
◇いくら丼
◇のどぐろ
◇自家製コロッケ
◇島オクラ
◇ヱビス

◇『駄作の中にだけ俺がいる』渡辺正悟:監督@ユーロスペース
◇本作は現代美術作家、会田誠のドキュメンタリーである。
◇記憶をたどると数年前、表参道にて美術展のノベルティ販売の会場で会田氏の「切腹女子高生」なる作品のレプリカを目にしていた。
◇その時はサブカルの何かだろうとしか捉えていなかったのだが、期せずして今回の六本木ヒルズにおける個展に先駆けての上映2日目の鑑賞となった。
◇会田氏、その緻密な描画から連想する孤高としてのアーティスト然とした存在ではなく、酩酊と新橋的中年男性像さえ隠そうとしないゆるさ全開で、時折見せる作家としての苦悩すらも愛らしい47歳である。

◇ピッツァ欲がにわかにカタマリ、いや、高まり、最寄りの立ち飲みバルへ。
◇釜焼きピッツァをひとり一枚以上をむさぼり喰いながらボトルワインを飲み干すという暴挙を止められず、睡眠時間がずんずく短くなるのさえため息とともに諦めるしかないのだ。

(了)

投稿者 yoshimori : November 12, 2012 11:59 PM
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