March 20, 2013

『未ダ春ノ日ノ留引ヲ待タズ』 (第1回)

06:30
起床。
世間的には春分の日という。
「黒やかなる長やかなるあれを蒸して焼いたもの」を食す為に旅立つ準備を始める。

07:42
@道玄坂一丁目
JR山手線に乗る。

08:09
@西日暮里二丁目
京成本線に乗り換える。

09:16
@花崎町
京成成田駅に到着。
既視感が甦る。

09:30 (デジカメのタイムスタンプ機能が1970年の元旦からカウントしないので時刻はざっくり)
@花崎町
JR成田駅へと移動。
喫煙所でぼんやりする。同行者2名と合流。

09:45
@花崎町
参道を歩く。
参道沿いの甘味処にて「あずきあん」と「しろあん」を買い求め、それぞれを千切っては食べ千切っては食べ。

10:00
真言宗智山派成田山明王院神護新勝寺@成田1番地
本年、何度目かの御御籤を引く。
「吉」
今年は大吉を見てないな。
当院の「身代わり札」は弾除けとして戦時には売れ筋だったという。

10:40
@仲町
木造の老舗感ある店舗の店頭では職人らが機械的に鰻を捌いている。
まず大将と思しき鰻裂き職人が錐状の尖った金属で首を押さえて身を裂き、裂かれた身は串打ち職人の手によって次々と串が打たれてゆく。
我々は奥の小上がりではなく、手前のテープル席に着く。
鰻重、肝吸い、新香
抜歯の翌日とはいえ、何しに来たのか分からなくなるので追加で酒を一合。

12:00
@花崎町
カフェで寛ぐ。
ダークブレンド
スマホの充電が心許なくなってきたので、電源を借りる。
これから地元に帰る為のルートを検索。
…ANAマイレージカードを自宅に忘れてきており、搭乗券の予約ができない。
致し方もないので空港で買おう。
17時までに母方の実家付近までにゆくのを条件にすると、飛行機利用が賢明と知る。
成田にいるので当然成田空港が近い。
国際線より国内線に乗り換える為の連絡バスが羽田空港までつながっていると考え調べてはみたが、どうにも高額だった為、京成線利用に変更。
まずは羽田空港に向かわねばなるまい。

12:40
@花崎町
京成成田駅より京成本線に乗る。

12:55
@六崎
京成佐倉駅にて同行者2名と解散。
これから「歴博」にゆくという。
正式には「国立歴史民俗博物館」という。
その施設の規模もレベルも展示内容も想像できないので、コメントは控えて無言で見送る。

13:30
@高砂五丁目
京成高砂駅に到着。

13:35
@高砂五丁目
同じホームにて羽田空港国内線ターミナルゆきに乗り換える。

14:28
@羽田空港三丁目
羽田空港国内線ターミナル駅に到着。

14:35
羽田空港にて全日空のチケット購入と同時にチェックイン。
検査場を通過し、搭乗口を目指す。

15:15
フライト時刻ではあるが、10分程度遅れているという。
順々に乗り込んでゆく。
以下は定番の番組。

『全日空寄席』
宮田陽・昇◆漫才
桃月庵白酒◆松曳き

宮田昇は柳亭こみちの旦那だそうだ。
芸協(落語芸術協会)と協会(落語協会)の藝人同士は何処で知り合うのかと野暮な疑問符。

16:25
@秋ヶ島
やや遅れ気味に目的地へと到着。
迎えの車両に乗り込んで、一路会場へ。

17:15
@茶屋町
渡された衣類に着替え、会が始まる前に軽く食事でも取ろうと徒歩で移動。
自分で焼くスタイルの粉物な店ながら、従業員に焼かせて届けさせる。
「特玉(豚、牛、烏賊、海老、帆立、牡蠣、蛸、ハム、コーン)」
(…実はこのヴォリュームを完食するのに3日も要したのはまた別の話)
当然食べ切れず、持ち帰りにする。
卓上の鰹節とマヨネーズはほぼほぼ空になる。

19:00
会は粛々と始まり、粛々と終わる。
精進料理を何品か。
これから夜通し飲んだくれるだけである。
母の弟の長男(従兄弟)と、母の弟の長女の夫(従姉妹の旦那)と3人できゃっきゃしながら酒宴を続ける。

26:00
もういいんじゃないかと独自に判断し床に就くしかないのだ。

(續く)

投稿者 yoshimori : March 20, 2013 11:59 PM
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