April 18, 2015

『蒼キ志ヲ昂ク継グ者』

◇朝はヨーグルト・フルーツミックス(温)、アーモンド、カシューナッツ、マカダミアンナッツ、胡桃。

◇先週、救急病院にて左耳が中耳炎と診断されて土日分だけの薬を処方されたのだが、状況的に完治に向かってるとは考えにくいので、掛かり付けの総合病院を目指す。
◇山手通りを横断し、区を跨いで目黒区に。
◇…まさかの「第三土曜日は休診日です」なる貼り紙がそこに。
◇ピンポイントすぎるぅ。

◇己の情弱ぶりを呪いつつ、偶然にも同じエリアで耳鼻科医の情報を事前に入手していたので、これを幸いと近隣の医院を訪ねる。
◇想像を超えた混雑っぷりだったものの、親子連れが多く、「親+子」の組み合わせは実際の患者とその付き添いになっているだけと判断した。
◇…父親らが子に絵本を読み聞かせる情感たっぷりの語りが同時多発で発生しており、その不協和音が地味につらい。
◇全てのエピソードが中途半端に耳に入り、そしてそられには落ちが用意されているにもかかわらず、受付より名前を呼ばれたりしてとても最後まではたどり着けない。
◇…それでそらまめくんはそのあとどうなったんだよ!?

◇受診した結果は「内耳炎」。
◇中耳炎よりもう少し中央部に近い箇所が洟と喉からの菌によって炎症を起こしており、左耳の機能が低下しているという。
◇鼻孔より薬剤を塗布した金属棒を二本ぶち込まれ、その状態で「口は開けるな目は閉じるな」という涙の羞恥プレイ。
◇抗生物質と洟をどうにかしてくれる薬を処方するので、それでも快方に向かわないのであれば、「麻酔をかけた上で鼻から空気を送り込んで耳に抜く」という。
◇…痛いのが大前提というコンセプトが厭やわー。

◇最寄りの薬局にて処方箋を渡すと「30分待ち」と云われたので、先に昼を済ませようと一時退出。

◇安定なる「天玉」推しの店。
◇ちくわ天そば(大)
◇「ごぼう天」もあったのだが、きんぴら系か短冊系か判断がつかない為、今回は見送り。

◇食後、明らかに従業員用の灰皿を屋外に見つけ、中の人に断って使用したものの、中に招き入れられてカウンターで喫煙する結果に。
◇薬局へと戻って薬を受け取り、さてどうしようか。

◇「大黒天」に会う予定を思い出し、目黒区より旅立つ。
◇R246をたどって渋谷駅まで歩く。
◇副都心線に乗って雑司ケ谷で下車。
◇しばし歩いて「鬼子母神(きしもじん)」へ。 ⇒当所における正式な「鬼子母神」の表記は「鬼」の上の点がない字体

日蓮宗 威光山 法明寺
@南池袋三丁目

◇実は椎名林檎“歌舞伎町の女王”のPVロケ地となっている。
◇新宿区を舞台にしている唄の映像はここ豊島区で撮影されていた。
◇「威光山稲荷堂」における赤い鳥居と緑化した境内のコントラストが印象的。

◇本殿にて参拝を済ませ、物販にて一点購入。
◇取り揃えはほぼほぼ「鬼子母神」成分が高く、「大黒天」に纏わる品は皆無である。

◇「大黒堂」なる家屋にて大黒天の御尊顔を拝む。
◇拝殿の真横が茶屋のレジという斬新な配置である。
◇天気もわるくないし、茶屋での団子と茶に惹かれもしたが、心を鬼にして控えておいた。

◇鬼子母神前より都電荒川線に乗って面影橋停留場にて下車。
◇目白通りを抜けて高田馬場方面を目指す。
◇…! 前回この地を訪れた際、跡形もなく閉店したと思い込んでいたファミレスは実はもう少し離れた位置にあった。
◇遠い記憶の中では「白地に赤字」の看板だったが、現実は「黄色地に赤字」のそれだった。

◇喫煙室に通され、スマホの充電を求めるが、「電源自体がないんですよ」とにべもない。
◇前述の大黒堂でちら見した「みたらし団子」慾が続いているようで、からだが苦いのと甘いのを欲している。
◇あずき白玉と抹茶のパルフェ、ドリップ珈琲

◇隣席に座る女子大生風なふたりと教授風な男とその助手風な一団が普通に食事をしている。(酒も飲まずにという意味合いで)
◇教授らしき男が学生に今後目指している展開と動機を尋ねている様子。

「でもさ、何で警察官なの? 女性では珍しいほうだと思うよ」
「えーと、正義の味方とか言っちゃうと何かおかしい感じがしますけど、ぶっちゃけ仕事する相手は底辺ですからね、世の中の仕組みがわかる業界だと思います」
「…仕事する相手が底辺って凄いね、名言だと思う」

◇もうひとりの女学生は「イラストレーター」とか「消しゴム版画家」とか言い出したが、そこはあえて割愛。

◇18時過ぎ、最寄りのJR駅周辺にて呑んだくれる運びとなったので、会計を済ませて退出。
◇レジ前にてUHA味覚糖×アンディ・ウォーホルコラボ商品を発見し、6点購入。

◇栄通りの逆サイドから入って通り沿いの老舗焼き鳥専門店へ移動。
◇先に飲っているという知人は二階で待機しているとのことで合流。
◇以下はその喰い散らかし。

◇御通し ⇒小おろし(うずらの玉子)
◇串七種(もつ、すなぎも、正肉、はつ、ぼんちり、てばさき、つくね)
◇ささみのぬた
◇手羽先と根野菜の煮込み ⇒大根、蒟蒻、人参、牛蒡
◇もつ煮込み
◇柚子胡椒正肉焼き
◇わさび正肉焼き
◇ホーデン
◇大おろし ⇒うずらの玉子×3
◇「利休和え」 ⇒茹で鶏とうにの和え物に三つ葉と刻み海苔が載る

◇白レバーのぽん酢醤油は品切れ。

◇二軒め、斜め向かいの店。
◇やっすいのを入れて延々と呑み続ける。

◇当店スタッフと共通の知り合いがいることを確認した。
◇彼は独学で落語を覚え、80くらいはそらで云えるという。
◇来月の初旬、近隣にあるダーツバーにて定期的に開催している独演会を予定しているそうだ。

◇頃合いで解散してひとりは世田谷区へ、自らは山手線に乗って渋谷へ。

◇三軒め、宇田川町。

"Ardbeg"

◇25時半に撤収し、帰宅後、未明に気絶。

(了)

投稿者 yoshimori : April 18, 2015 11:59 PM
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