August 30, 2015

◆『猪を追う為の小屋』

『桂米朝追善 米朝一門会』
@内幸町二丁目・イイノホール&カンファレンスセンター

桂宗助・桂南光・桂ざこば・桂米團治◆ご挨拶

宗助 「七十代でふっさふさの米朝にハゲまされました」
南光 「こん中でわてだけが、弟子やのうて孫弟子になります」
南光 「米朝一門はこんだけ弟子がおりますが、ひとりも破門にしてません」
ざこば 「ちゃーちゃん(米朝)が亡くなった直後、一門は孫弟子含めて六十人超おりますが、動揺してたのはわしひとりでした」
米團治 「米朝は東京が好きでした」

桂宗助◆狸の賽

<本編>
小咄、狸がうっかり化け忘れて百姓にフルボッコにされるエピソードに狐の成功例が挟まる。

桂米團治◆淀の鯉 (中川清:作)

「中川清21歳の時、先代米團治の為に作った噺やそうです」

<本編>
鍋島の浜で小料理屋と偽って船嫌いの板前を船に乗せる幇間一八。

桂南光◆義眼

松島遊郭、破礼噺。

三遊亭圓歌◆中沢家の人々

一瞬だけ米朝さんとの思い出に触れるも、後はお馴染み中沢家の人々。

中入

大西信行・矢野 誠一・三遊亭圓歌・近藤正臣・木の実ナナ・柳亭市馬・桂米團治◆トーク「米朝想い出噺」

大西 「酔うと質のよくない正岡が豹変する前に、小沢(昭一)が先に壊れるという離れ技を見せた」 ⇒正岡容は米朝の文壇師匠
「ドジで~間抜けで~でたらめで~そのうえ寝坊でオッチョコチョイ♪」 ⇒相模太郎「次郎長伝 灰神楽三太郎」

圓歌 「あんたのかァちゃん(OSK駒ひかる)を口説いたけど、口説いただけだよ」
米團治 「私は圓歌さんが親父でもよかった」

矢野 「大阪から戻った小ゑん(談志)と全生(先代圓楽)が米朝すげぇーって云ってた」

近藤 「人が死ぬ時にふざけるなんて!」
米團治 「…後で楽屋でお願いします」 ⇒ネタなのかマジなのか不明

木の実 「祇園の御座敷で都々逸唄わされたのは忘れません」

柳亭市馬◆目黒のさんま

<本編>
小咄「桜鯛」の台詞は「桜」ではなく「もみぢ」
「殿、築山の紅葉が見頃でございます、あちらをご覧ください」

桂ざこば◆笠碁

帰りに米朝師匠のポートレートが全員に手渡されました。(涙)

(了)

投稿者 yoshimori : August 30, 2015 11:59 PM
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