February 29, 2016

◆『君だけが関東炊きされる町』

本日ァ落語CD専門店での三人会でござんす。

『男女三人冬物語 2016』
@新宿区西新宿七丁目 ミュージックテイト西新宿店

こはる・ぴっかり☆・昇々・楽大◆トーク

「遊びに来ただけ」という楽大あにさんは「私服なので高座には上がらない」と断言します。

ぴっかり☆ 「写真写りの角度はありますよ! こっちです」
こはる 「私はがちゃ目だから角度によってレンズ越しに顔が歪んで見えちゃうから常にこっち側」
昇々 「僕も角度はあります、こっち側ですね」
楽大 「…角度? そんなもん無いですね」

春風亭ぴっかり☆◆堀の内

神田の長屋を出ましてうっかり逆方向の浅草、再び神田の長屋に戻りまして再出発、鍋屋横丁を左に折れまして御祖師様の堀の内でございます。

春風亭昇々◆不動坊

「松本君という大学時代の同級生がおりまして」
「彼は交通事故に遭って記憶喪失になったんですよ」
「そんな中、彼女に連絡をしなくちゃ心配してるはず連絡しなくちゃって焦ってたんですね」
「そこで記憶を取り戻したんですが、彼女なんていなかったんですよ」

「僕、兵庫にある大学に行ってまして、落研だったんですよ」
「高座名がコロンちゃんという女の子が人気がありましてね」
「もう、みんな大好きなんですよ、コロンちゃんのこと、僕はどうも思いませんでしたけど」
「そこに『うまい棒』という仇名の先輩がおりまして」
「何でうまい棒なんですかと他の先輩に聞きましたら」
「『あいつ、中身すっかすかなんだ』と云ってました」

本編:
幽太役で登場する噺家の名前を三遊亭楽大と設定しております。

仲入りでございます。

立川こはる◆松竹梅

「あの余興なんてぇどうだい」
「あれかー」
「あれはうけたなァ」
「ほう、それはどんな感じかな」
「まず裸になるんですよ」
「なかなか豪儀だね、褌一本でかっぽれでも踊るのかい」
「いえ、全裸ですよ、それから逆立ちしましてね」
「うん?」
「蝋燭の周りをぐるぐるぐるぐる回るんです」
「…」
「で、ほぅーほぅーって周りが囃し立てるという…」
「…止そうか」

サゲ:
「お前さんたち、梅さんを置いて来たのかい?」
「ええ、今頃小さく丸くなってます」

昇々あにさんに次回独演会のオファーをしまして思い出横丁にある看板も暖簾もない店へと移動するんですがねぇ、それはまた別の話でござんす。

(寥)

投稿者 yoshimori : February 29, 2016 11:59 PM
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