September 25, 2007

秋とハーバルノートとKOZOくんとわたし

ハーバルノートに出かけて、秋らしいくるみで染めた
手編みニットキャップを買う。
久しぶりに、なんだかうれしくなる買い物。
庭はすっかりさまがわり、秋の模様。大好き、この庭!

りえさんに長谷川健朗という人の写真集を見せてもらいました。
目を背けたくなるような、これが現実。
えぐるような、でも生理的にうっと止まってしまう感じではなく
重たいけどきちんと考えさせられるような視線のある写真。
長谷川健郎写真集「奇妙な凪の日」

蓼科の蜜蝋を使って、エッセンシャルオイル入りのキャンドルを作りました。
最近もはや使い慣れた数種類のオイルしか使わないので、
久しぶりにハーバルノートでケモタイプの精油辞典など
見たりして、効用を気にしながら組み合わせを考えたのだけど、
アロマの勉強ってほんとうに息が長く続けられていいものだ。

蜜蝋のキャンドルを作り終える頃KOZOくんが遊びに来てくれて
つらつらと3時頃まで話をした。タロットやったりして。
まるで学生時代みたい。

きっとこれからばりばりと人生を切り開いていくだろうKOZOくん、
いつも自由であることをたいせつにして欲しいと思う。
あとはもうたったひとりで決めていけばいいと思う。
それだけ間違わなかったらもうなんか全然心配ないのにな、と思う。
育ちがいいことも含めて、そういう安心感があるのだ。
っていうと、本人はいやがるのかもしれないけど。

今日はそういうわけでとてもとても眠いが、もう今週は自分のスケジュールから
自分自身が疎外される勢いで、辟易です。
耳から鼻から何かたれて、、、たれそう…。

昼にはコンサルティングの、懇意にしていただいてる
O社長と、うちの会社の役員と食事をしながらお話する。
O社長との会合には行っても行かなくてもどちらでもよかったが、
もうOさんにお会いすることもこの先なかなかないだろうと思い、
同席させていただいた。

普通はアイデンティティを失うなり、保てなくなってキャリアチェンジするんだけど、
よりアイデンティティを強くして退職だからねえ、よかったよねえ。と
言ってくださり、短い時間ながらも、伝わったことがうれしい。
さすがプロだなあ…

部長になったら”馬と人参”ではないんだよ、とか女性が要職に就くってことは
心構えというか、必然性として下地がある男性の場合と違って、
自分を取り巻く環境の全てが変化して、それはなってみないとわからないんだと思うよ
などと、未知の部分での興味深い話も聞かせていただいたけど、
もう、それはいいのだ。そういう価値観もあることはよくわかるし、
否定はしないが、それは人生のなかで私がやるべきことではきっとないのだ。

少なくともそう自分が思っているかぎり、ありえない、というくらいまで昇華したきもち。
でも3年半こうして過ごしたことがあって、その過程のなかで自分への問い、
その答えを、私は生きることが必要なんだと思う。

さて、非常に「あやしい…」(O社長コメント)な私の当面の未来ですが、
自分でも楽しみです。「やわらか頭と強い意志、そしてよく考えること」
どこまでいけるだろう。

何かを信じること、それをしたとき、それと同様の力で反対にも
引っ張られるのだ、というのは世の中のしくみなんだと思う。
そのことすらありがたく、世界はすばらしいと思う。

投稿者 chaco : September 25, 2007 04:07 PM
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