今日はGと台北で遊ぶ。
会社の外の、唯一の友達だ。
今日も霧にけぶる101。霧で見えないときのがなんだかかっこよくて好き。
夜市のそばの映画館で、「容疑者Xの献身」を観た。
映画館で観るの久しぶりだなあ。
立ち見まででていて驚いた。
台湾の映画館もいろいろらしいが、今日行ったところは
大体2nd runのものを中心に入れ替えなしでやってる模様。
140元(450円くらい)です、安いね。
日本語を聞きつつ、中国語の字幕もときどき追いつつ観た。
堤真一、いい役者だなあ…でもこれって多分湯川先生なくてもよかったよね。…あっ。
よく仕事帰りにひとりのときは近所のベトナム料理屋でTVドラマを見つつ
ごはんを食べるのだが、どうも中国語の字幕と音声がマッチしないので、
こんなにもヒアリングができない自分にその度落ち込んでいたが、
G曰く、それって多分、台湾語で話してるかららしい。
友達が台湾語を喋ってるとすぐに気がつくのに、なんでTVだとわからないんだろう。
知ってる人が違う言葉を喋るからすぐわかるのか、なんなのか。
いずれにせよ、私達の世代の台湾人は台湾語はあまり喋れないらしい。
外省人(戦後に台湾に移住してきた中国人のことをいうようです)の友達は
大人になってから、外国語を学ぶようにして台湾語を習得したという。
(といっても教材とかがあるわけでないので、並大抵ではないように思うのだが…
今度どうやって勉強したのか聞いてみよう)
ときどき友達が両親と電話で話すときに台湾語を使っていたりするのは聞くが。
それも中国語とのミックスだ。
会議とかで、人に聞かれたくない話は台湾語でしたりするらしい。
中国語が理解できる外国人はそこそこいるが、台湾語が理解できる外国人はそうそう
いないだろう。
世代が若くなるにつれ台湾語を喋れない率は上がっていくようで、
ひいおじいちゃんくらいだと、普段も台湾語で喋るのかな。
おじいちゃんくらいだと、日本語が喋れるのかな。
言葉と歴史について、いろいろと考えさせられることの多いなあ。
映画の後で買い物に少し付き合ってもらって、内湖のショッピングエリアに。
ここはコスコやRTやB&Qなどでかいホームセンターがびしばし建ってて、
黄色い電気量販店(名前なんていうんだろう、あちこちで見かけるが…)で
スピーカーと、なかなかでっかいオーブンを買いました。
音楽と、お菓子作り。
週末や夜のSlow downのために。
そのあとでモンゴル式のスパイスががんがんに入った火鍋をいただいた。
最近、鍋ばっかりだな。毎週1回か2回は必ず食べてるようだ。
Gはおじいちゃんの家が田舎で畑をやってたりして、おじいちゃんが竹細工を作ってたり、
なんだか話を聞いてるといろいろ楽しそうだが、明日はもち米飴を家族で作るので、
おじいちゃんのところに手伝いに行くのだと言っていた。
作り方を聞いたら、帰りにその手作り米飴を彼のお母さんがわけてくださった。
うれしいなあ。ほんとうれしいなあ。
今日もずっと雨だったが、夜になって雨があがった。
空気がきれいで気持ちがいいね、と話しながら歩く夜道はすてきだ。