December 23, 2014

冬至には湯圓

冬至には湯圓(たんゆえん)というまるい白玉みたいなものをいただく台湾。
おしるこ風に甘くしたり、しょっぱいスープに入れてお雑煮風にしたり。

家庭によって料理の仕方はさまざまですが、
ひと鍋煮ておいて家族みんなで食べるような。
こっちも今日は家の人が湯圓用意しているし、早く帰って頂こうかね、
という気持ちになります。

こういう暦の上での行事が日本ほど商業主導でなく各家庭でだいじにされているのが
台湾の魅力のひとつかなあと思います。

うちは毎年特に決まってないのだけど、今年は小豆の汁に紅白の湯圓を入れた
暖かなお汁粉でした。義母が市場で求めた湯圓は息子でも食べられる小ぶりなもの。
息子は今年が初めてだと思うけど、おいしかったみたいで、
フガ~!と奇声を上げ、興奮しながら食べてました。

日本の柚子湯もかぼちゃの煮たのも、なつかしいけれども。
いつか息子にも味合わせてあげたいなあ。

日本でいう柚子は台湾にはなく、中秋節の頃に
柚子という名前で文旦が出回る。
冬になるとやっぱり柚子の独特の匂いが恋しくなりまする…。
いつか冬に帰国することがあったら皮を削って冷凍したまま
持って帰ってきてチビチビ使ったらいいかなんて考えてる。

投稿者 chaco : December 23, 2014 01:19 PM
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