November 13, 2005

死神主婦 鮫島八重子 「第29話 お義母様との和解」

富津、エンドユーザー、15時22分。

「幼稚園の頃、行った事あるよ」
誘拐されて?
「いやいやいや、遠足だってば」
ああ、ねえ。まあ人には言えないよねえ。
「じゃなくて、あのへんは本気で何にもないよ」
それは、緑いっぱいの大自然ってこと?
「そうそう、特に面白いところもプレイスポットも無いし」
あー、あれあるでしょ、何とか牧場。
「マザー牧場。BBQとかできるよ」
…いま、ビービーキューって言った?
「…いや、バーベキュー」
…ふーん。肉は牛?
「そう、牛がごろごろ居るのに、目の前でじうじう焼くわけ」
これみよがしに。
「明日は我が身ってのが体感できる」
牛がね。
「乳も搾りたい放題だし」
それは、家族連れ大変だな。お父さんだけ喜んじゃって。
「えー? 人じゃないから、牛の乳だからそれは」
野外プレイ!
「外だから夜は真っ暗だなあ」
もう夜気分か。
「夜の牧場は怖いなあ」
行かないだろ。
「置いてかれたら泣くなあ」
放置プレイ!
「で、次の日一番乗りの家族連れにあっさり発見されるの、恥ずかしい感じで」
恥辱プレイ!
「…続けていいっすか?」
ええ、どうぞ。

意外とプレイスポット。

投稿者 yoshimori : November 13, 2005 01:18 PM | トラックバック
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