January 15, 2006

猿にでも分かる二世議員の生態

表参道、豚とか海老とか牡蠣とか、16時13分。

先客である女性から見て、真向かいとなる壁際の席に陣取るも、互いの席が椅子を隔てて向かい合い、一挙一動足が視界に入り続けるという気まずさを体現。

黒板に書かれたランチメニューには一瞥もくれず、フォークとナイフを交互に投げて店員を呼ぶ。
「お決まりですか?」
冷たい水を持参した店員にまず温かい茶を要求し、改めてオーダーを取らせる。

右隣席の後続客は、学生風の男性二名で、会話口調から判断すると先輩・後輩の間柄。
「お前、やっぱり味噌カツなの?」
「当然っすよ」

後輩は彼の定番と先輩に断言して憚らない「味噌カツの味噌」を切らしていると店員から告げられ、薦められた「上ロース」に止む無く変更。

「上ロースはランチ価格にならないので1650円もしますけど、いいですか?」とやや失礼な対応の店員が去った後、「何でねえんだよ。ありえねえ」と憤り続け、上ロースが運ばれてきてからは終始無言。

味噌カツが無い島に流されたら、君とは上手くやっていけないな。

投稿者 yoshimori : January 15, 2006 11:59 PM | トラックバック
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