July 29, 2008

『稲ノ妻』

突然の雷雨の響きで目を覚ます。
って、寝るの早過ぎ。

うっかりとソファーで気絶していたらしく、飲み掛けだったグラスの中のは既に溶けている。
時折宵闇が白く光るのが目に新しく、稲妻を見ながら再びを口にする。

肴は雨音と稲光で。

(了)

投稿者 yoshimori : July 29, 2008 11:59 PM
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