April 09, 2010

『四月上席~四海鞘鼠』

「三丁目」という呼称は紛らわしく誤解を招き易い。
が、「二丁目」は不動である。
間違われる対象もないのだ。

一、
赤提灯の招きで路地を曲がると、そこには横文字が羅列されたバナーとバナーの間に一際大きく勘亭流(嘘)で殴り書かれた、臓物系の一品を意味する名が。

二、
緑色の液体を摂取し続ける。

三、
長い行程を経て、約束の地へとたどり着く。

四、
琥珀色の液体を経て、再び緑色の液体を摂取し続ける。

五、
さァピアノを弾くぞ。
じゃーん(不協和音)
という夢を見る。
目の前にはピアノが。
夢じゃない!

取り急ぎ「一丁目」から旅立つ。
誰にも止められないのだ。

(了)

投稿者 yoshimori : April 9, 2010 11:59 PM
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