October 05, 2011

『ずぶ濡れた乙女の走る草原にそよ吹く風のような毛並みの仔犬 ~粒マスタードを添えて』

ムンバイにある観光客がひとりもいないレストランにて当然のようにカレーを注文し、数分後にフィンガーボウルスプーンもないままカレーのみがテーブルに置かれてしまい、日本人ながら郷に入れば何とやらで不慣れな手付きにて右手でカレーをすくっては口へと運んでいると、およそ3分の2ばかり食べ終えた辺りで、インド人店員が『スミマセーン』と云いながら慌ててスプーンを持って来るのを横目で眺めながら、カレーにまみれた右手をじっと眺める」 (3点)

(了)

投稿者 yoshimori : October 5, 2011 11:59 PM
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?