July 31, 2013

『シャビィと侘助』

◇朝は納豆と豆腐と生玉子。
◇昼は昨日と同じ「油そば」。

◇19時、新宿区へ移動。
◇待ち合わせの店には誰よりも先に到着した模様。
◇以下に喰い散らかした品々の素材名を列記。

◇蒟蒻、鶏、大豆、挽肉
◇カスベ
◇山牛蒡、赤紫蘇、胡瓜、大根、白菜
◇谷中生姜
◇柳葉魚

◇後に知ることになるのだが、漬物における「ヤマゴボウ」とは実は「森薊(モリアザミ)の根」であり、植物分類学上のヤマゴボウは食用に向かない毒性があるという。

◇製麺所に向かうという同行者ふたりを見届けて撤収。
◇深夜帯での麺食は血の涙を流しながら諦める方向で。

◇二軒め。
◇"Pere Labat"
◇何故か「茶懐石」についての話をしている。
◇記憶の限り書き連ねると以下の通りだが、確証が得られなかった事象については<>表記。

◇千利休が始めた。 ⇒当時は茶事の中での食事として「会席(かいせき)」と呼称
◇江戸期になってからは懐を温める為の石の意を汲んだ「懐石」となった。 ⇒禅宗における「温石(おんじゃく)」
◇現在では名称だけが形骸化し、単純に和食のコースを指してそう呼んでいる。
◇<飯は二度運ばれる> ⇒客側から見て、膳の手前左に飯碗、手前右に汁碗、奥に「向付」が置かれる
◇「向付(むこうづけ)」とは「刺身」のことを指し、酒が出されてから手を付けるのが様式。
◇酒は汁碗の中身を吸い切った辺りで出され、ここで初めて向付に箸を付ける。
◇酒は三度運ばれる。
◇「箸洗い」とは「吸物」のことだが、あまり美しい言葉とは云えないと思う。 ⇒「すすぎ汁」ともいう
◇<「八寸」とは海の幸と山の幸が同じ皿に盛られており、六名が饗応されている場合、八寸は八人前分がサーブされ、本日の板長が挨拶に来た際に酒を勧めつつ「あて」として一人前を分け与える> ⇒前述の吸物碗の蓋で受け取る
◇<前出の「飯は二度運ばれる」はもしかすると、最初の飯碗に残した飯をこのタイミングで「湯漬け」にするのかもしれない>
◇<デザートとして菓子(甘味)が二種(乾と湿)用意されている> ⇒持参した懐紙で受け取り、黒文字(爪楊枝)でいただく
◇<食べない料理は右手奥に置くと気付いた仲居は黙って元の位置に戻し、更に同じ動作をもう一度繰り返すとやがて下げてゆく>

◇茶の心で帰るよ。

(寮)

投稿者 yoshimori : July 31, 2013 11:59 PM
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