December 17, 2007

静岡1

電車に乗って、静岡へ。
ごかさんちと、木の花さんという2本立ての旅。

ごかいちさんは、シャロムで長い間スタッフをしていた人で、
静岡の谷あいの村の古民家に住んでいて、自然農の畑を営み、
自給自足的生活をしている人で、シャロムで知り合いました。

電車を降りてみるとあまりに何もないところだし、それにものすごい谷なので、
日照時間が超短くて、なんと真昼だというのに既に日は沈みかけてて、驚いた。
(ちなみに、日の出は8時ちょっと前とかだったので、‘半日村’より短い…)

ごかさんは、こまごまと七輪をあやつってはおいしいお茶や
八つ頭とか、さつまいもとかを炊き込んだ甘い玄米ごはんや、味噌汁を作ってくれ、
そのどれもにちゃんと愛情がこもってて、とにかくどれもものすごーく、おいしいのだ。

ランプに照らされたみんなの顔が輝いてて、にこにことかわいくおしゃべりを
しながらごはんを食べて、寒かったけど最高によかった。

空いた時間には、みんなで縄をなってなんとなく注連飾りを作ったり、
おしゃべりしながらたくあんをつけたり、年の暮れ近いので、
ごかさんちの大掃除を手伝ったり、そのへんをぶらぶらお散歩したりして
しごくのんびり、楽しく過ごした。ごかさん家には電気がないので、
午後になるともう暗くて、だいたい外にいた。夜は豆炭あんかをコタツに入れて、
それを寝るときには抱っこして、のびさんとさくらちゃんと川の字で寝た。

彼の普通の暮らしというのは、現代の一般的な日本人の暮らしとは
ぜんぜん違うけれど、そして私もこういう暮らしに今すぐ入れるかと聞かれたら
無理だろうと思うけれど、それでもしみじみと、根っこの部分でうれしい何かが
ぐうっとやってくるのがわかった。そしてこういうことのよさがわかる人は、彼に
会ったらいつでもうれしいと思う。なんていうか、彼が幸せだとまわりの人も
きっとうれしいっていう、そんな稀有なあり方をしている人だと思う。

帰りにごかさんがお土産のお芋とか、わたしたちが気に入って散々食べた
梅酒の梅とかをもたせてくれたが、そのときにひとりひとりにお手紙をくれて、感激。
こんなにもあたたかにもてなしてくれたこと、ほんとうにありがたいと思う。
また、遊びに行きますね!

投稿者 chaco : December 17, 2007 12:00 AM
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