September 26, 2008

自然に寄り添うということ

数年ぶりにアロマテラピーの講習を受けることにしたので、
今週から12月まで毎週一回、蓼科ハーバルノートへ行くことに。

先生はすてき、スタッフさんは天使のようにやさしく、学ぶお部屋もあたたかく、
生徒は少人数で質問もしやすく、講習料はとっても安く、
毎回すてきなお茶と手作りのお菓子をいただける…
こんなにすてきなアロマテラピーのレッスンが他にあるかしら。
ここで学べることを幸せなことと思う。
と同時にこの場所を愛してたいせつに育てたエリ子さんやスタッフさんを
心から尊敬します。ありがたい。

精油のこと。
私たちが使っているオイル(ケモタイプといって、ロット毎の成分が明らかに
なっているもの)は、自然由来そのままで、足したり、引いたり、していない。
(持ち込まず、持ち出さずの自然農みたい…どちらも自然を生かした
ホーリスティックな考え方だ)

植物に入っているさまざまな成分から、治療に有効な成分だけを
抽出したり、合成して同じ成分を作ったりしたものが、西洋医学における
薬になっているのだけれど、単一な成分にするとウィルスなどはあっという間に
その成分を学習し、打ち勝つことができるように自分の仕組みを変えていく。

抗生物質の効かない体や院内感染など現代医療の抱える問題を突破するという
意味で、自然界に存在する植物のパワーをまるごと生かしていくということがだいじ。

ひとつの精油に含まれる成分を、現代の科学ではある程度まで似せて合成し
作ることはできるのだそう。ただ、自然界のラボラトリーが作り出したものと、
人間が合成して作ったものにはまだ格段の差があるというか、科学はまだ追いついていなく、
人工のものは副作用がでてきたりするんだそうだ。

自然農と同じだなあって。
余計なことを人間がすればするほど、性が狂ってまた新たな問題を生む。
アロマも、こちらが(人間が)自然に寄り添うことの勉強だ。

雨の日の緑ってなんであんなにきれいなんだろう…
春のやわらかい日差しの下とか、夏の木漏れ日とか、
木々の雪ぼうしとか、きれいなものって季節それぞれにあるけれど、
雨の日の緑ってとりわけ色が冴え渡ってて
静かで音がよく聴こえるみたいな気がしてすきだ。

で、天気がよければ歩いて行こうと思っていたが、初日から雨降りだったので
車ででかけた。最初にここにレッスンに来た当時、まだ免許を持っていなかったので
家族や友達に送り迎えをしてもらいながら通ったんだけど、
その頃からいつか蓼科に住めたらなあと思っていたのが今では叶ってる!
「いま、ここ」に感謝できること、、、うれしいことだなあ。

明日から東京へ行くのでお土産にするクッキーを焼いているところ。
にんじんを大量にもらってきたので、にんじんをこれでもかとすりおろして
クッキーに入れた。愛に行きます。楽しみ。

投稿者 chaco : September 26, 2008 08:26 PM
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