April 03, 2008

『吐』

前日の痛飲が祟り、数時間の記憶が無いことに気付く。
かつて韓国料理店で韓国焼酎を韓国式に飲んでて植え込みで寝てしまった以来の喪失具合だ。
が、意外と飲んだ酒類は記憶しているので、備忘録として列記する。

■ネダバーグ・カベルネ・ソーヴィニヨン
アフリカ産の赤。
やたら「美味しい」と連呼していたが、二本目は在庫に無く賞味は一本きり。
店側にボトルのラベルを要求すると、高級店ではボトルから丁寧にラベルを剥がした上でクリアケースに入れてくれるらしいが、当店従業員からは輸入元が貼った日本語表記のシールのみを手渡される。
ようやってくれてはるとは思うが、ダイニングバーの限界を知る。

■ネダバーグ・シャルドネ
アフリカ産の白。
たった2本飲んだだけで、「アフリカ産は間違いない」との結論に。
しかし、これも二本目は無く、一本きり。

■ヴィダ・オーガニカ・カベルネ・ソーヴィニヨン
アルゼンティン産の赤。
どうしてもアフリカと比べてしまう。
次点を与えてはみるが、やはりアフリカが恋しい。

■ガンディア・マルケス・デ・トゥーリア
スペイン産の赤。
何でヨーロッパ? はあ?
扱いの軽さに耐えられないといった感。

もののあはれ。

■イル・ヴィグナーレ・ソアーヴェ・クラッシコ
イタリア産の白。
もはやアフリカなくしてワインは語れない勢いになっている。
味なんて知らん。

しかしよう飲んだな。
まあ泥酔してたってわけでもないし、歩いて帰ったし。
失って困る記憶なんて無いと知る。

(了)

投稿者 yoshimori : April 3, 2008 10:52 PM
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