October 30, 2007

あたしだって傷つくのよパート2.

なによ!なんなのよ!
それはひどいんじゃないの、いくらなんでも!
ということを言われたので、ずしっと静かに怒ったら、
なぜか背中をぱーん!と軽く叩かれて(←?)
ごめん!ほんとごめん!
とおじさんは言っていた。

「なに?今…叩いた?」と思ってるうちに
それは終わったので、ふたりで「すいません」と言い合って終わった。
そこで昼の鐘…キーンコーンカーンコーン。(町工場…)

(というか、本人は意地悪のつもりはなくて、
単にパンク寸前であわてているだけと思うのだが)

もう許すことにした。
もうだいたい目のまえにいるいろんな人と、
私は助け合ってやってけるという感じがする。
というわけで、あまり傷ついてません、、、

先延ばしにする悪いくせがこの状況でも出てて、
ものすごい雑用の量に驚いてます。
旅費精算とか、びっくりするほどたまってる。
ETCが出払ってる状況で、車で行った出張のとか、忘れてたけど
高速代結構すごいし、もう香港とか台湾のタクシーとか、気が遠くなりそう。
なんか財布すごかったし、ありえないぐちゃぐちゃさで!スッキリした。

夕方、陳くんたちは明日のフライトなので、電話会議の直前に集まって
写真を撮る。何度も何度も出張に一緒に行って、ごはんを一緒に食べて、
車に乗ったり、フェリーに乗ったり、飛行機に乗ったり、お酒飲んだり、
たくさん仕事して、おしゃべりして、もうこうして会うことはないと思うと
さみしいが、私の中国の思い出はこのふたりのだいたいどちらかといっしょ。
ふたりともすごくやさしくしてくれて、ほんとに助かりました。

電話会議、のあとで、プライベートでお話する。
声のトーンがふたりとも違う、ことがかわいらしい感じ。

美しいことってなんだろう、と思う。会いたいなって思う。
すこしだけ、このうわついた感じでもそれに気がつかないように
する感じが、ちょっとだけ悲しくて。
きっと、出会い系とかで知り合ったひとってぐんぐん
メールだけで惹かれあうときってこういう感じかな。
(遠いジャンルの喩えやなあ…)
会ったときに爆発するならそれは美しいと思う。
人間らしくありたいと思う。

最近は、すーっと心がまえのほうに広がって、まだまだ先のほうへ
行けそうな感じがする。曇ってるけど、明るい空って感じだ。

投稿者 chaco : 11:41 PM | コメント (0)

October 29, 2007

あたしだって傷つくわよパート1

飛行機でものすごくたくさん移動したあとはたまにそうなるが、
血圧がこれでもかというくらいさがって頭にもやがかかったようで
朝ほんとうに起きれない。気分的には世の中もうなにもいいことの
ないような気分だ。仕方なく遅れて会社に行って、すこし経つとだんだんに
血が通ってくるかんじで大丈夫なのだが、なにせ寝覚めが最悪なので
一日悲しいような気持ちが継続してしまうのが難点。
ほんとうに、最近思ったことは、フライトアテンダントってすげえ!ってことだ…
大丈夫なのか?体。
私の恋人がもしフライトアテンダントだったら、地上に降りてきたときには
誰よりもやさしくしてあげるかもしれない。美人だしな!(女かよ!)

夜は暖かいものが食べたくて、鍋にしました。
ちゃんこ風。食べ終わって、生協のカタログを眺めたが、
お腹がいっぱいのときってほんとうに何も欲しくならない。

隣の席のひとにすごくちくちくと意地悪を言われている。
本人、おっさんなので、意地悪ともなんとも思ってないだろうが、
わたしはとても傷ついているのです……。

ちょっとひいたとこから見れるようになったので、
よけいに混乱せずに「えっ!」と思う、そのシンプル度合いが
ましていて、それにしても、私、よく今までこれに耐えてきたなあ。と
しみじみ思う。あほみたい…集中していたから気づかなかったのか?
気にならなかったのか…。なんにせよ、振り返ればもともと
こういう人だったのだが、そのへんがあまり気にならずきたっていうのは
たいへんにしあわせなことである。でももう精神的に横にいるのが
つらいのでここでおわりでラッキーだ!
そしてわたしはこの生涯で、無意味に人を傷つけることは
なるたけしないようにしよう、と思う。

パート2はあるかどうかわからないけど、
この一週間だけでだいぶ傷つきそうなので
書いておく。ちぇっ。

投稿者 chaco : 11:37 PM | コメント (0)

October 28, 2007

これはわたしの週末

金曜日

仕事でお世話になったIさんから暖かいメールをいただく。
「木を見て森を見渡せる能力」云々と書かれていたが、
まさかほんとうに森に入って木を見たりしてると思ってないだろう…
まだ、いろいろちゃんと話してないのだ。
なんといっても、Iさんが座っているのは総務部の部屋で、
経理にしろ法務にしろ、私ができる限り近づくのは最小限にしたい場所…。
なんだか知らないが、あそこにいて喋っていると、
周囲の人たちが、つねに聞き耳をたてている感じもすごく苦手なのだ…

Iさんは話をするようになってからまだ日が浅いのだけれど、
もうすこしいっしょにお仕事できればよかったなあ、と少し残念に思う。
コンサルティングとか、コーチングのセミナーなんかも
副業としてご自分でやられている方なのだが、
こういう人たちの研鑽の積み方というのははんぱでなくすごいものがある。
O社長もそうだけど、プロフェッショナルで情熱的であり、
また人間的にもセンシティブですてきです。
忙しくてずっといけなかったので、今度お食事に行く約束をする。

無職になるというのに、流れに乗ってるような気がする最近です。
今決めたことと、できることとをただやっていれば、けっこう遠くまでいけそうな
そんな気持ち。

土曜日

ゆうべはやはり明け方まで飲んでHさんちに流れたので、
また床で寝袋で薪ストーブの火にあたりつつ寝てしまい、
おきてからはストーブで焼き芋を作ってみたり、
亀田報道などぼやーっと見つつ、おしゃべりし、けんちん汁を
合作で作り、あつあつを頂いて、昼ごろ帰る。

上司の高いびきを聞きつつ、床で寝るなんてもうこの先の人生でありえないだろう…
というか、そんな人生、オレもなんだかいやだよ…
Hさんちは、部屋がいろいろあって、分散して各自好きなところで寝るのだ。
私はベッドの部屋は寒いので、そしてこの家、多分なんかいる…ので
閉じた空間にひとりはなんかいやなのだ。最近は薪ストーブのあるリビングで
ぺたんと寝ちゃうのが定番。この家最高…。

秋の雨。
最近、とみに乾燥しているので、少し肌も潤うような感じでうれしい。

午後は自宅で本など読んで過ごし、夕方からオギワラさんのところへ
マッサージに行く。来月アメリカに研修に行くとか言っていたが、
今日はそのボディマッサージよりも、フットマッサージのところで
いたく感動。ふわーっと遠くのほうへ行って、終わったところで戻ってくるような
感情がオープンになるような、すばらしい時間でした。

終わった足でくるみにおじゃま。
BちゃんとKOZOくんとでさっと打ち合わせと、おいしいパスタをいただく。
あとはどうでもいい話をしてて、久しぶりに涙が出るほど笑った。
KOZOくんのものすごく笑える写真を撮ったので、涙がでるほど
落ち込んだら、これを見て笑い泣きに変えたいと思う。

離れて暮らしている恋人とのこれからの関係について考える。
お金も時間もあれば人はやさしくなるのなんて簡単だけど、
そのどちらもさほどになく、ましてや自分の生活さえもこれから、
というふたりにとって、とてもむつかしい時期なんだと思う。
うすっぺらいその場しのぎのやさしさや安心をもらうよりも、
それは正直でいいことかもしれないが、ハードなものだなあ、と思う。
今日は電話で話をしたが、結論を出すべきかどうか、まだ迷っている。
あてにならない、ということはやるせない。

日曜日

2週間ぶりに部屋で過ごす休日。
先月、今月とほとんど休みがなくてハードだった。
会社を辞めると思ってなかったら気が狂ってたかもー。

朝はゆっくり起きてベッドのなかで紅茶を飲み、
朝ごはんも茹でたじゃがいもとごま+豆乳ソースのペンネをのんびり作って、、、
とすごーく、いい気分でしたら、突然セックス系のいやらしい電話が
かかってきて、とてもとても、びっくりする。ぐ~…死んで欲しい。
非通知ってすぐ海外からの電話と思うけど、むつかしいな…。

ほんとうは、いろいろとやらなくちゃいけない、引越しの準備とか
安曇野へ行く準備とかあるのだけれど、先延ばしにしてでも今日は
自分の時間を取ろうと決定。(でた、先延ばしにするのが私の欠点だが)
人にも会わないことにする。
で、もはや夕方です。ゆっくりある人にメールを書いたり、
ヨーロッパ旅行の本を読んだりした。

これから、実家に帰って母さんとごはんを食べる予定です。
最近、父とはすれちがいでどうしてもごはんを一緒に食べたことがないな。
元気なのだろうか。食べてるところを見ると人って元気かどうか、とか、
だいたいのことがわかる気がする。

投稿者 chaco : 06:58 PM | コメント (0)

October 26, 2007

体の目が整うこと

最近玄米か白米かを問わず、
たくさんの米が食べられるようになった私です。
半年ほど続けてみて、落ち着きつつある食生活、
肉と乳製品はほんの少しだけたまに、魚は週に1-2回、
あとは野菜を大目に、でも主食は米!っていうのが
やってみてちょうどいいというか。お酒もまえより飲まなくなった。

なんちゃってマクロビオティックな食生活であるが、
指針を持つことで少なくとも口にするものに対してまえより
センシティブになって、体と心の声を聞けるようになったのが
大きな変化です。

あくまで楽しみたいので、あまり神経質になる
必要はないし、人と一緒のときや食べたいときには自由に
肉もいただいているが、食卓での気遣いや他人に自分の嗜好や
方向性をやんわり伝える方法など、他にもやってみて
よかったなあと思うことがたくさんあります。

さて、今日は陳くんたちが日本に来ているので、久しぶりに職場の
飲み会です。思えば3月からこっち、出張ばかりで職場の飲み会には
まったく参加できていない(というか、もともと飲み会の極端に少ない職場。
全員の都合が合うなんてことがごくまれなので)ので、久しぶりです。
むしろ、陳くんたちとの方が呑んだ回数は多いだろう…ほぼ毎月だもんな。

でも、来週は自分の送別会をやっていただけるそうなので、
2週連続で職場の飲みという、会社生活始まって以来?でもないか。でも。
今日は呑むぞー。今日は、多分H氏宅の暖炉前で雑魚寝か?
おやじまんが読み放題&暖炉で幸せなのです。

そしていつも朝、Hさん手作りの朝食をみんなで頂いてから、
帰るときに、はあ、こんなことやってる場合じゃないのよね。と
思いつつ、幸せな気持ちで帰るのです。
ちなみに、Hさんちは山の上のほうにあって、でかい畑があって、
庭もいろいろ手入れをしていて、気持ちのいい家。
幽霊がでてるが、、、私は好きなのです。

会社は来週までですが、今までおつき合いしてきた人々との関係が
より濃くなる方向で、closureできつつあるので、今、すこぶる楽しいです。
あとは流されないよう。

投稿者 chaco : 06:28 PM | コメント (4)

October 25, 2007

愛ですよ、これは。

今日はもうともかくも移動、ずっと移動に時間を費やした。
朝5時起きで九龍~空港、バス。
それから香港~台北~名古屋、と飛行機を乗り継いで、
セントレアで陳くんたちを迎えてから、私だけ名古屋まで出て、
新幹線で東京まで。で、夕方7時だったので、その間ずっと移動。
もう飽きました…いずれにせよ、最後の出張も終わりに近づいています。
あ~~~~すっきり!夏休みのいやでしかたない宿題が終わったような
気分です、身も蓋もないけど。はは。

とむちゃんが神楽坂まで来てくれたので、ふたりでしみっとデート。
待ち合わせがペコちゃんの前だったのだが、ちょうど私に仕事の
電話がかかってきたので、それを待ってもらってる間、
ずっとペコ焼きの売れ行きが気になるのか、きょろきょろしてたとむが
かわいかったなあ。

急に夕方、空港に着いてからとむちゃん会いたい!と思って
連絡をしてみたのですが、たまたまお休みの日で、しかもちょうど
いいタイミングで連絡がきた、と言ってたので、すばらしいと思う。
これはもう、KOZOくんと競うしかないな…(←間違ってる)

アガディールに久しぶりに行ったのだが、もうその時点で8時くらいだったので
もうやってないかと思ったクリスタルの店がまだやってて、
ぱっと入った瞬間に「あ、これ!」と思った石を買った。
なんでだか、これしかないっていう感じがしたのだ。
店に入った瞬間に、あの独特な兄さんよりも先に、この石!っていう感じ。

最近、人生のdirectionをきっぱり変えたせいなのか、ここのところいちばんだいじに
していた石が、台湾でなくなった。他にも、ここへ来て急に見当たらない石もある。
で、それはもう私にきっと必要ないということだろうとすとんと納得できたので、
新しい石が欲しいなあと思ってたのです。フローライトなんだけど、
色が層になってて、透き通った虹みたいで、光にかざすとすごいきれい。

たいそうindependentな感じの兄さん、健在。
また来よう。なんか好き、この店。せまくていつだってむんむんしているが。

仕事が一区切りで、飲んじゃお~。と思ってたので、とむちゃんと
モロッコのワインを1本空ける。タジンも最高に美味。
モロッコ料理を堪能したあと、カナルカフェでうつくしい月を眺めつつ
お茶をして帰る。しあわせ、電車乗っても余韻。
とむちゃんと好きな神楽坂で会えてよかったな。
そして、また会うのが楽しみ。

投稿者 chaco : 01:56 AM | コメント (3)

October 24, 2007

香港

今回、打ち合わせは1社のみ、しかも午後だけと
スカスカな日程なので、余裕を持って寄り道す。

朝はのんびりホテルのそばで麺を食べる。
こってりのミルクティ。
それからフェリーに乗って、深センへ。
Nさんと楽しくおしゃべりしながら。

信じられないことだが、3年半、ずっと隣の席に
座っていたのにも関わらず、引継ぎで初めていっしょに出張だ。
国内出張すらも、一度もなかったように思う。
旅慣れているので気が楽で楽しい。

深センで淳さんが迎えにきてくれて、時間があったので、
四川料理のお店でごはんをもりもり食べてから、スタバでメールチェックなど。
中国のスタバは、無線LAN完備なのである。
日本もそうならないかな~

午後は、打ち合わせ。
みんな別れを惜しんでくれているのに、また最後にけんかをした私である。
Nさんの仕事のやり方の正道っぷりにああ、もっと勉強すればよかったと思った私だが、
Nさんは逆に「お客さんに、ここまで言ってもいいんだ…」と思ったらしい。
でも、最後は笑って記念撮影。カッコマン総経理朱さんともがっちし握手。
ほんとうに、もっともっと、しんみりするかと思っていたが、まっすぐ気持ちが
前に向かっているのか、まったくよかったなあ、という気持ちで、思い残すことは
何もないような気持ちだ。きっと私が会社にいなくなっても、さほど変わらずに
プロジェクトは続いていき、来るべき結末が来るだろう。
そのことに、安心する。深センよ、ばいばい。また来るかどうかわからないが、ばいばい。

九龍行きの最終フェリーの逃したので、中環まで出て、スターフェリーに乗って
九龍まで。今日は風が絶妙の気持ちよさで、びゅうっと海風に吹かれながらみた
香港の夜景の美しかったこと!最後にこの道を通れてうれしかったわ。

ふたりとも、楽しい気分のまま屋台でビール飲みつつ食事をして、
夜店をひやかし、今宿に戻ったとこです。
あと1週間だー明日は名古屋→東京を新幹線でぶっ飛ばします。

投稿者 chaco : 01:18 AM | コメント (1)

October 23, 2007

盲点

現職で最後の海外出張は、香港。
(というか、目的地は大陸だが、明日日帰りなので)

香港でショーがあるのか、いつも泊まるホテルが信じられないくらい
高かったので、ネットで探した別のホテルへ。

私は出張のときもいつも自宅で着ているネルのシャツワンピを持参するのだが、
昨日洗濯をしたまま、こんなことははじめてだが、寝るときに着るものを忘れてくる。
どうりで出てくるときに、異様に荷物少ないなあと思った。

最近アジア圏でスリッパのないホテルも滅多にないように思うので、
欧米以外の出張にスリッパは持ち歩かないが、このホテル、バスローブも、
スリッパも、何もないなあ…

というわけで、なんていうか、外国の女優のような格好(?ほんとー?)で
仕事をする私である。香港のホテルって、そういえば不便なところが多い。
変圧器も忘れたし…なんかほんとに慣れてるつもりでいたけど、
最後にこれか。

さて、明日はフェリーに乗って、深センです。
あっ、スーツも、台湾が寒くなりつつあったので、先週使った秋冬スーツを
そのまま持ってきてしまったが、なんか空港に着いた時点で26度とか言ってたので
日中30度近いのかも…ぼへええ。
まあ、なんか年とると、いろいろがどうでもよくなるもんだ。

投稿者 chaco : 12:57 AM | コメント (1)

October 19, 2007

つながる

そういえば…最近メールをしたら、1分違いでその人からメールが
届いたり、夜に電話で話そうねって言ってたら、見てたかのように
ホテルの部屋に着いたとたんに電話があったり、そういうことがすげー多い。
…あまりに多い。

今日は、ぱっと、なんとなく、RDの部屋から出たら、
わたしと話をしようと思ったLが向こうからちょうどそのタイミングで歩いてきて、
ふたりで「なんで?すごくない?」と顔を見合わせた。

つながるべくしてつながってるような、気がします。
なんか、傾向があるように思う。

投稿者 chaco : 03:27 AM | コメント (1)

closure(仕事のはなし)

DAY2、終了。
今日は実機の立会い確認にずいぶん時間がかかり、その間私はすることが
ないので、別室を与えてもらい、猛烈に仕事を片付けた。肩こった…

夕方Jが誘ってくれて、1時間ほど社内のカフェでふたりでおしゃべり。
みんな、なんで仕事を辞めるのか、とものすごくびっくりしたらしく、
話を聞きに来る。Jも会えてよかった人。"Sales life"というのは
この人から多くを学んだかも。相変わらず飛び回ってるらしいが、
今日もいろんな話をシェアできて楽しかった。

夕方からディスカッションが始まったので、目を酷使してすでに
くたびれきった男たちに混ざり、交渉開始。昼間あまり「交渉脳」を
使ってないので、かなり体力温存できてて、夜なのにすいすい進んで
びっくりした。1時前には終了。

帰り際に、前のプロジェクトのPMの男の子が挨拶に来てくれたが
「いっしょに仕事ができてハッピーだったよ~」
と言ったら
「オレたち朝まで帰らせなかったのにか!?」
というので、笑った。ほんとうに、去年は毎回明け方まで打ち合わせしてたので。
でも、すごくそのへんから成長したと思う。

いちばんに、思い出深いお客さんだった。大変だった分、思い出もたくさん、
自分にとってたいせつな出会いがあった。他のお客さんとは思い入れが全然
違うのだ。この間、デバイスメーカーのマネージャーさんがメールをくださったが、
彼といっしょに開拓したお客さんで、彼も「20年にわたる営業生活で、
まさに上位にランキングされる印象深い仕事」と言ってた。
みんなと会えなくなるのはちょっとさみしい気持ちもするが
何年も経って、もうみんなバラバラになっても、どこかで会ったらお茶でも
できそうな、そんな人がたくさんできて、うれしかったです。

明日で最後か~。早く終わって、Cちゃんと飲みに行くのが目標。
でも大揉めの予感だ。いやだなあ…

もう毎日、別れ別れの連続だし、自分が多くを過ごした場所だのに
もう二度と来ることのない場所だったりで、
もう少し、しんみりするものかと思ったけれど、

ほんとうに世話になった人とはきちんと時間が取れて
話ができていて、なんだかいいかたちでclosureできているせいか
しんみりというよりはまっすぐに前をむいてこれからの
自分の道に踏み出せるように思う。

そして話し終わった後に、「またね!」っていう気持ちでほんとに
互いに「またね!」って言えてることがうれしい。
もう2度と会うことがないかもしれないのになぜか「またね!」って思うのだ。
みなさん、ありがとう。

投稿者 chaco : 03:15 AM | コメント (0)

October 17, 2007

人に会う。

月曜日、業界大御所アナリストMT嬢とお食事へ。
入社当時から折に触れてお世話になり、またワールドワイドでの
ばりばりの活躍で、まさにプロフェッショナル…
ここまで置き換えの効かない仕事をしている人は他にあまり見たことがない。

憧れの大先輩!って感じなのだが、仕事を離れるという局面で、
いろいろぶっちゃけたトークができて、ほんとうによかった。
これからもつながりましょうね!と実はこれからやりたいことなどで
接点が見つかり、今後とも連絡を取ることを約束して別れる。
たいへんに励ましていただき、とてもうれしかった。

火曜日、呑みすぎたので胃が痛い。
夕方フライト、夜台北着。設計のIさんは今年に入って彼の
プロジェクトチームでいっしょに仕事をするようになったが、
(顔は清原そっくりでおっかないが)仕事はたいそう男前で、
いっぱい勉強させてもらいました。
ホテルチェックインしてから、わたしの好きなちょっとこ汚いが台湾らしい
がちゃがちゃした店で(そして安くて家庭的でおいしい)ビール飲みつつ、
1時くらいまでいろんな話をした。

なんか、あまりよく知らなかったがほんとうにやり手。
「Iさん、もう起業したらいいのに~」と言ったら
予想外のコメントが出てきて、それもまったく私の方向性と真逆だったので、
はっとした。ちょっと自分のいいかげんなこの性格、いまさら直せないが
こういうのもかっこいいな。と思う。最近、自分とぜんぜん違うタイプの人とか、
自分と違うものを持っている人と話すのが大すき。

(というか、ちょっと前まで人に会うのもためらうくらい、いろいろと
迷いがあったが、JUST DO IT.っていう感じになってきて、
人と普通に会って話をしたりするのが、楽しくなってきました)

水曜日、そして今日も眠い。
終日、客先で打ち合わせ。
合間に、A女史、Lと会ってそれぞれと話をする。
しっかり話ができてうれしかった。ますます輝くようなA女史(どうしたわけか、
初めて会った頃に較べてずっと美人に思う、最近。事業トップになったあたりかな?
自信と実力にあふれており、尚且つ自分の生活のゆとりもだいじにしている様子)と、
ちょっと私の自由ぶりがうらやましい(「計画ないのが計画か!」とむくれていた)
感じのL。

でもLはこんなにも言葉が通じるなんて!!!とつねに感動する
信頼できる相手だ。今日も打ち合わせとはいえ、ふたりきりだったので、
ものすごくおもしろい話をたくさんした。人にとったらどうでもいいにちがいない
私のちっぽけな人生だが、彼のような人に会うと、すてきな人生の
真実を忘れないように思う。ソフトで明るい性格ながら、
けしていいかげんにノリで楽観視しないところなど、大すきだ。
これからもたまに連絡を取ろう。

あっ、地震だ。揺れてる~。

投稿者 chaco : 11:54 PM | コメント (0)

October 15, 2007

Well-balanced.

なんというか、本気で人と相対するってことでしか得られない
すばらしいものがあると思う。どんな状況で、なにをしていても。

今日はりょうくん、とむちゃん、KOZOくんと私の4人で、KOZOくんたちが
間伐している現場を見せてもらいに山まで行きました。
木こりKOZOくんはとてもすてきでした。男の子です、やっぱりかっこいい。
夕方山を降りて、ごはんを食べて、くるみに戻り、それからまた夜まで
おしゃべりして過ごす。

昼から夜までみっちり一緒にいたなかで、また久しぶりにちょっとフィジカルに、
というかまあ体と心を動かして、そしてまた山のなかではあるし、
いろいろな気づきがあったが、なんだか集約すると、↑そういう感じです。

夜、一日の感想をもって、KOZOくんと熱く語り合ったが、
今のKOZOくんは洞察力があってものすごくいろいろなことを見ているので、
とても参考になる。木を切ることで彼がこういうふうに鋭くなってきていることが
なんだか友だちとして誇らしいような、うれしい気持ちだった。
話はいろいろ聞いていたんだけれども、
それをわかちあえたことこそが今日のいちばんの収穫だ。

(なんか、恋をしているのかと勘違いされそうな熱っぽい日記になってしまったが、
そうわけではなく、そしてKOZOくんにはあっちゃんというすてきな恋人がいて
文句なしにいいカップルです!)

手仕事に使う材料を手いっぱいにゲットして、ハッピーそうなとむちゃんも、
見ているだけで幸せな気持ちになった。それぞれのやりたいこと、
知りたいこと、生活や気持ちが、ぐるぐると円盤のようにあるとしたら
重なる、触れる一点がどこかにあって、調和したみたいな感じだ。

あまりに楽しかったが、くらくらっとするような楽しさでなくて、
地に足のついた楽しさで、いい一日でした。
嬉しすぎる感じはバランスを越えているようでもあるが、
力がついたようなので、結局、うまくつりあいが取れているようにも、思う。

投稿者 chaco : 12:26 AM | コメント (5)

October 13, 2007

数珠つなぎのような

久しぶりの中国語。今日はいつもの場所がイベントの準備で
使えなかったとかで、諏訪湖が広々した窓から見える、でもちょっと
建物のなかがわかりづらく迷いそうな温泉とかもある施設…の和室で
レッスンでした。場所はけっこうよい。天気よかったし。

やや迷ったので遅れていくと、教室の前に鄭講師が佇んでいた。
見つけるなり「ニーハオ」と小さく声をかけたが、しばらくぶりすぎて
まさか来るとは思わなかったらしい。他にも3人ほど同じクラスの人がいるが、
誰も来なかったので、レッスンに来なかった間に起きたことや、
仕事を辞めること、先生のこれからのプランや、家庭の話、
最近の中国に行ったときの話など、授業はせずにただただおしゃべりした。

鄭講師、私の性格大好き!といつも言ってくれるが、
私こそ、鄭講師の明るくて美しくてぱっとした感じ、大好きだ。
レッスンは来週から11月末までお休みすることに。
その後どうするかはまだわからないが、鄭さんも1年くらいしたら
中国に帰りそうな気配なので、メールアドレスを交換して、
連絡を取り合うことを約束して別れた。

ここ1年くらいに、中国人(台湾含め)のすてきな女性たちと
わりに深くおつき合いすることが多かったが、彼女たちと接することで
自分のなかで見えていなかった扉がいろいろと開いたように思う。

強さとかたくましさとか女らしさとか、そして健康な感じとか、
自分の才能やキャラクターをよく知っていて、それを惜しみなく情熱をもって
仕事や生活やパートナーシップに注ぐ感じとか。
日本人の女性とはかなり異なると思う。

みんな30代とか40代だけど、自分で人生を選び、何かを犠牲にするでもなく
めいっぱいに自分らしく生きている。なんていうのかな…そういうのを見ていると、
元気がでるっていうか…安心するっていうか…
年をとることはすてきなことだなと思うし、光が見えてくる感じだ。

仕事がきっかけだけど、人生を豊かにするような人との出会い、
こういうことこそが財産かなあ。と思う。
ありがたい、ありがたい…。

投稿者 chaco : 06:15 PM | コメント (0)

ひとと会うこと

ゆうべは仕事のあと、会社の後輩であるカトちゃんと
serenoで飲む。飲めば飲むほどに冴えてゆく私。
カトちゃんはしっかり酔っていて、最後はほんとうにサラリーマンの
愚痴という感じで夜は更けていった。
「外に行く人はずっと、外に行くんですよね」と言っていたが、
ほんとうだろうか?

朝起きてまずは置いてきた車を取りに、家から駅のほうまで、てくてく歩く。
今日は天気がよくて気持ちがよい。春先のような感じでぽかぽかしている。

車を取りに行ってから、通ってた高校への道を通って、
立石公園まで行ってみる。晴れていたので、クリアに諏訪盆地が見渡せて
すっきりした気持ちに。

その後パラボッサになんとなく寄ると、この間修理をお願いしていた
ブレスレットがちょうどあがってきたとかで、まさにちなみさんが
私にメールをしようとしているときに店に入ったようなので、驚いた。

ベトナムの最近など。
来週はベトナムに買い付けに行くとおっしゃっていたが、年に一回くらいは
そのように買い付けに行っているらしいので、最近のベトナムの様子や、
ホイアンへの行きかたなどをすこしお話しする。
私はもう5年くらいベトナムには行っていないが、なんだかもう住んでいるところも
再開発でなくなっちゃったし、なんだか見たくないので当面行くこともないと思う。
でも、話きいてるだけで懐かしいな。

と、すると、なんと偶然にもとむちゃんが来店。
昨日から地元に帰ってきているという。
でも入ってきたときに、そこで会えたことがとても自然に思えた感じだった。
聞いたら、昨日くるみでさんざんKOZOくんが私の話をしてたらしいので、
それが下敷きというか、横糸になってて、ここで会ったのは縦糸ということか。
お誘いして、お昼を一緒に食べに行くことに。川沿いのすてきなお蕎麦屋さん。

「茶子さんと私、同じ層にいるんだと思う」と言っていたが
話してみてなんとなくわかるという気がした。
そしてわたしの今のような心境のときのやり過ごし方など、
なんかもつれた毛糸をほぐすように教えてもらったような気持ちになった。
ありがとう。
会えてよかったー。そしてなんてまぶしいくらいかわいらしいとむちゃんだろう。
明日も一緒に山に行くそうなので、また会えるのが楽しみです。

さて、これから中国語のレッスンに行ってきます。
(2ヶ月か、3ヶ月ぶりくらい…)

投稿者 chaco : 02:41 PM | コメント (0)

October 12, 2007

ハッピー・サッド

最後の小田原出張というのに、恒例のかまぼこを
買い忘れたわ…ってもういいか。

なんだか私はそこのIさんという事業トップがやたらに
好きなのだが、お忙しい方だし、お会いできないと思っていたのが、
最後に顔を出してくださってハッピーでした。

とくに理由もないが、なんか好きな人、というのがいますが
そういう部類なんだと…

結局最後まで、社有車の運転許可を取らず(3年半も!)
今日も引継ぎのKさんにやたらに運転をしてもらってしまった。
ありがたいことです。

それにしても、周囲がどんどん不安と猜疑心でいっぱいになり
おちていくなかでは、去る者がなにを言っても「気楽でいいよな~」という
感じになっていく、という状況で悲しいのでもはやあまり口をつっこまず
自分にできるだけのことをもくもくやろう、というか、やらねば。と思った。
(そんなことを口に出す人もいないし、みんなふつうにやさしい職場なので、
そんなことは思ってないのだろうけど)

というか、もうそんなに仕事のことを考えている場合ではないのだよ、君。
でもやっぱりなんていうか、悲しい気分でうまく気持ちが切り替えられない。
そんな不甲斐ない自分にしゅーん…

投稿者 chaco : 07:23 PM | コメント (0)

October 11, 2007

暮らしの 美しいもの

日曜日に木こりの友だちに山に連れて行ってもらう約束をした。
わくわく。

ゆうべちょうど寝る前にKOZOくんからメールがあって、
間伐したところの森の写真、送ってくれて。
ああ、なんだか…それに美しいんだ。

それはいいけど、夏が終わり秋が来て、着るものも日に日に
暖かいものへシフト。それにしても、おかしな話だがこんな山ばかりの
ところに住んでいるのに、山を歩けるような服ってほとんど持ってなくて
スーツの山…どうせいというのだ、この服たちは。

というわけで、体型が私とあまり変わらなくてスーツが必要な女の子、
いたらお譲りしますよ…シンプルでわりに上質で落ち着いた感じの、
着易いものが多いです。
パンツスーツばかりでしたが、スカートもセットで買うには買っているので
スカートは特に新品同様できれいです。

それで、山にも登れるような、畑仕事ができるような服で
いらないものがあれば譲ってください。

今日は新月。
新月のアファメーション(ソウル・メイキングとかいうらしいが)
今月もやろうかな、と思いつつ、いろいろと考えがまとまらないので、
とりあえず風呂に入ってくるとするか。

すっかり秋です。
この間ちなみさんとこで買ったランプシェードは思った以上にすてきで、
部屋はほとんど明るくしなくてキャンドルとこのランプくらいで
暗めにしてすごしていますが、居心地のいいお部屋を持つのは
なんていいことだろうと思います。
洗濯機も、冷蔵庫もいまだにないけども。
べつに困らないな…

投稿者 chaco : 10:23 PM | コメント (2)

欧州か

今日、来週の国内出張のホテルの予約をしようと
yahooトラベル見てたら、なんか、そこいらじゅうに
「ヤング 島耕作プラン」ていうのが並んでて笑う。

そしてNさんが
「ヤングでもないが…そしてエグゼクティブでもないが、俺いいだろうか…」
とつぶやいていた、50代…

残りわずかの会社生活、あともうほとんど出張で埋まってしまったので
残り4-5日も会社にいられなそう。はて、どうやって引き継ぎ?
私の仕事は何人かに振り分けられるのだが、うちのひとりの
若い男の子が骨折してしまい、出張行けるか微妙…怪しい雲行きだ。
ていうか、無理だろうな。どうする?

夕方、ノルウェーのTと電話で1時間ほど話をする。
わたしが会社に入っていちばんはじめに担当したお客さんで、
彼はそれから会社を数社変わったが、ありがたいことに、それから今まで、
ずっとつき合いが続いている。個人的にも、というか
…ノルウェーの人はなんだかみんな牧歌的な性格でゆったりしており、
仕事はやっぱりヨーロッパ的にスマートで、かつ個人を重視してて、
すてきな人が多いと思うが、Tは個人的にもすごく好きだった人なので
いっしょうけんめい引きとめようとしたり、ノルウェーに来ればいいのに!
とかたくさん話してくれてうれしかった。最後の日までにもう一回
電話で話ししようね!と約束して電話をきる。
時差があるので、もう帰りなさいよ、仕事そんなにしちゃだめだよ。
とまるでおにいちゃんのようでうれしかった。

ところで、今日マッサージに行ったときに、セラピストのお姉さんと
話をしていて、話の流れで英国人てそのへんどうなんでしょうねえ。と訊かれたが、
Mikeってイギリスの話そういえばあんまりしないので、ほんとうに
コメントできることがなくて驚いた。なんか、はっとしたっていうか…
外国の人(というか、日本人ではない、というのか、「自分とは違う」)とは思っているが、
イギリスの人、とかあまり感じたことないなあ…

あまり興味がなくて、もうしわけないなあ…。行ったことがなくて
それに遠すぎてよくわからない。やっぱ行ってみようか。
この間、「あたし、ヨーロッパ行こうかなあ」って言ったら
そんなプランは想定外だったらしく笑ってたが。
(ていうか、なんで彼氏日本にいるのに、イギリス行くのってことか…)

本読んでたりしてよく感じることだが、いくら言葉ができるようになっても
彼と同じ地点からこれが読めるようになったり、その逆もまたしかりで、
私と同じ地点から彼が読めるようになることは、けしてないんだろうな、と
寂しく思う。日本人同士でも読み方は人によって違うが、そうはいっても
意味はそんなに大きく振れないし、その理解は平均するとしたら
ある範囲をカバーしたものになるだろう。

説明がないとわからないことが多くてときどき悲しくなる。
説明がなくてもわかることはふたりの間に積み上げることも
たくさんできるので、ハッピーもたくさんあるけど。

投稿者 chaco : 01:48 AM | コメント (2)

October 09, 2007

ひとりで

ゆうべは台湾から戻ってあまりの寒さに、ほうとうを食べに行く。
休みの日の夕方らしく、わりと年配めの家族連れですごく
にぎわっていて、こういう感じってひさしぶりだな、
「サザエさんの時間」ぽい、家族といた頃のしあわせということを考える。

ほうとうを食べ終わっておなかがいっぱいになったところで、
ぱっぱとシャワーを浴びて、くるみへでかける。
緑化のみんなが来ていて自由な感じがあって、…というか
Bちゃんの彼女、すごくすてきなー。
どうしてもたくさんとりょうさんが兄弟に見えないのだが、
なにか見落としているのか…。
もう少し観察をしてみようっと。

それにしても、新しい人と仲良くなるのに
なんて時間のかかるわたしだ。人はそう思わないみたいだが、
ものすごく人見知りする。それにどちらかといったら2-3人とかの
こじんまりとかの人数がすきで、おおぜい人がいるところに遊びに
行くのはきらいでないが、得意か苦手といったら苦手みたい。
ゆっくりおつきあいしてください……

どちらかというと、今とてもかけがいのないだいじな人たちとも
最初はよそよそしかったり、そんなにくっついた仲ではなかったような気がする。

仕事を辞めると決めてから、もやもやっとしていた
引継ぎなどがここでばんばんと決まり始めた。
かなり無理やりという感じだが、これしかないのだ。

やっと引き継ぐ相手が決まったので、お客さんにもアナウンスを
始めた。みんな、すごくびっくりしている。
きれいごとでもなんでもなく、けっこうけんかしたりなんだりしながらも
プロジェクトを進めてきた人たちで、仕事の関係とはいえ、
けっこう昔からの知り合いみたいな感じのする人たちだ。

あまり深刻にならないように話をしたが、社内も含めみんなと話をしているうちに、
ほんとうに辞めていいのかな、わたしってほんとうにこの仕事向きだなあ。と
思う。ほかのことにこんなに力を発揮できるだろうか…、とぽかんとするくらい。

他の人がやったら通らないことでも、かなり通せる力があったことは
たしかと思う。自分で蒔いた種(言葉、アクション)→予想外の飛躍、とか。
そういう力がわたしにはある。というか、そういう関係を
お客さんと作る能力が。手抜きをしないで、そこはしっかりやってきた。
そこの部分こそがこの仕事をやるうえでのわたしにとっての魅力だったのだと思う。

でもそれは両刃の剣でとても魅力的であると同時に苦しい。
別の角度で、やんわりと、相手に押し付けずに、
でも「他人をコントロールする」って考えたらどうなんだろう、とか。
すばらしいホテルマンはそういうことを考えるだろうか。考えないだろう。
そこはわたしの未熟さというか、これからの部分なのかな。

お互いが会社という枠のなかで、ある縛りが(会社、市場、立場とか)あるなかで
やってたので、そういう目に見えやすい縛りが、見えなくなったときに
どうなのだろう、というのもあります。

ふう…

そして、仕事はいいんだけれども、というか、これからやるべき内容は
明確で、かえってわかりやすいというか。体力的にはけっこう
たいへんなことだが、すぐそこに終わりが見えてるし。

で、なにが問題かといえば、なんだかよくわからなくなりつつある自分自身…
えー、不安。ってなに言ってんの、いまさら。なんだが。
「煮詰まって…」というところまでいかないが、
なんだかほんとうにひとりでなんとかしなきゃいけない時期なんだなあと
うっと目を細めたくなる感じ…

もう年齢がとかタイミングがとか、考え始めると気後れするというか
わけがわからなくなってくるので、そういう一般的に見て、という視点は
一回お休みして、と思うのだが、あまりに客観的なルールがないので
ちょっとおろおろしてます、わたし。
ひとりで、というのはそういうこと。

投稿者 chaco : 10:45 PM | コメント (1)

October 07, 2007

なんだっけ、水星の逆行?

なんだかボタンをかけちがったような旅行であった。
何がいけない、とは言えないのだが、間違った電車に乗ってしまったような
気分のまま始終した感じ。そんなときもある、しかたない。

そして家族にしてもみんな同じままでなく、それぞれに変化をしているんだなあと
あらためて、思った。そういうものだなあ、と思う。

夜市に行きたいとみんな行っていたが、やはり雨がやまないので
早めに宿へ戻る。そのあとわたしはホテルの傘を借りて
近所の茶藝館へひとりででかけてきた。やっと落ち着いて
日記を書いたりする。

台北はやはりいい街と思う。ひとがなんといってもやさしいし、
小さなたのしみがぎっしりしている。

先日の中秋節で再燃した中華菓子熱…
それも、まえはあまり得意でなかった、「口がもさもさするタイプ」の菓子に
どんどんはまっていくが、今日移動途中に
某店でパイナップルケーキを買うついでに、
緑豆のおまんじゅうや、タロイモの紫のパイなど
ひとつずつ買って試してみよう、とこまごまといくつか買うと、
お茶の時間にあまりにおいしくてとまらなくなった。
みんなもおいしくてびっくりしたみたい。

当面、やめられないかも。大好き、もさもさしたやつ。
中国のお茶にほんとうによく合うのだ。茶梅も買い込んだ。
これで当面、茶ライフ安泰。

明日の朝のフライトで帰ります。
諏訪はきりりと寒くなっているのだろう。
がらんとした部屋でぼーっとしたい。

ランプシェードを新しくしてから、まだ一晩しか部屋にいないので。
台湾に来る日にもう一度ちなみさんのお店に寄ったら
その日はちなみさんがいて
「ランプシェード、いいね~。2つも買ってくれたんでしょ?
自分用?いいじゃん~」ととてもうれしそうだった。
愛だなあ。

投稿者 chaco : 11:32 PM | コメント (0)

October 06, 2007

台風直撃

なんてこったい…
台風とともに台湾上陸してしまい、
午前中は行けるところをちびちび
(といっても茶藝館と小龍包だけだ…)行ってはみたが、
いよいよ午後になって木もぼんぼんなぎ倒されてるし
MRT(地下鉄)も閉鎖だし、タクシーの数も減って、いまやホテルに
閉じ込められてます。

ホテルの両サイドの扉はもはや土嚢とかでがっちり封鎖され、
ロビーには行き場所のない人たちがわらわらしている。

故宮博物館も、101ビルも、中正紀念堂も、観光スポットは全て閉鎖、
店もごくまばらに…でもなぜかき氷の店がやってるの?基準がよく
わかりませんが…

Kさんから「秋晴れだし伊豆に釣りに行こうぜ」と電話かかってくるも
からっと笑って台湾なんです、というしかない。。。

そして茶藝館でなぜか鼻血をこんこんと出すわたし。
生理が遅れていたので、こういうところで代償というか、
かわりに何かを捨てようとしている気がする。
別に鼻血ぢゃなくてもいいのに…悲。
隣で鍋をつついていた台湾人カップルがすこしきまづそうに
目線をそらしていて申し訳なかった…

投稿者 chaco : 04:17 PM | コメント (2)

October 04, 2007

季節の変わり目と私の脳みその網目

先週から耳のうしろにコリコリしたものができてるが、
何科で診察を受ければいいのかよくわからない。
とりあえず母の勤めている病院へ行く。が、休診日だったので
内科のI先生に空き時間にお願いして診ていただく。
…内科って、遠いなこりゃまた。

I先生は相変わらず拝みたくなるような仏顔というか姿かたちであった。
で、原因がわからないものの「うーーん、これ、ちゃんと調べるとなると
開いて中身出さなきゃいけないんですよね…
注射器でちゅっと組織を吸うとかじゃだめなの」とか言うので
「では、いいです…様子を見ます…」と帰ってきた。
なんかでも、中国にいたときよりいいような気がするので大丈夫だろう。
多分風邪のせい?

それにしても病院ひさしぶりに行った。
私は母の勤めている病院はちょっと他より窮屈じゃない感じがしてすきだ。
そのかわり困ったさんもいっぱいいそうで、スタッフはたいへんそうだが。
お金のあるなしとか病状のむつかしさとかに関わらず分け隔てなく
受け入れをしているので、なんだかいつでも他の病院を断られちゃった
患者さんが運ばれてくるし、ホームレスとか、まあいろいろ、問題を
抱えた人もしかたなくやってくる感じで、それはたいへんそうだ。
でもなんか笑ってやってるみたい。そういうのを見ているとすごくほっとするなんか。

ちなみさんのお店で貝殻で作ったランプシェードを買う。
葡萄みたいな色のと、緑のやつ。
部屋でのんびりひとりの時間を過ごせるように。
しましまの着やすい感じのニットも。
秋の服うれしい、長袖の感じも
すっぽりと体が包まれる安心な感じも、
暗めな色合いやニットやスエードの素材も。

夜はマッサージに行った。
女性専用で、マンションの1室でやってるすごくひっそりした感じの
特別なサロン。さらさらと足をなでるようにマッサージをして
チャクラのエネルギーの流れを整えてくれる、というマッサージです。
もう、ほんとうにこりゃーだめだー、ってなったときは、行くところ。

ハンドマッサージをお願いしたら、それを練習中のボディーマッサージに
変えてくれて、1時間半もすごくディープにマッサージをしてくれて
ほんとうに融けた~っていう感じで体が軽くなったのには驚きました。
とにかく、頭なんてどう自分でリセットしていいのっていうくらいがちがちに
なっちゃってたので、ほんとスポン!って栓が抜けてくくらい、
軽くなって気持ちがよかった。

帰りにあまりにもすばらしいおでこと美しい肌を持つ、大すきな
友だちに偶然会うことができた。ずっと会いたかったので、うれしい。
なんか、いつも、おかあさんっていって抱きつきたいような気持ちになる。
豊かなおっぱいのせいか…いや、あの笑顔か…。
彼氏、うらやましいなあ。

そして、1年ぶりくらいにわりとたくさんめの牛乳を飲んだら、
朝おなかを壊しました…び、びっくり。なによ…

さて、明日から台湾に行ってきます。
プライベートで海外に行くなんて1年半ぶり?かな。
家族みんなで海外もはじめて。多分、最初で最後かな?
楽しい思い出を作ろう。

そういえば、4月に訪ねたとき、北京の大柵欄という古い、
老舗の薬屋や茶屋がある通りがあるのだけど、その通りも再開発が決まり、
よさがさっぱり損なわれていた。

通りそのものや古くさい店たちはまだ存在するのだが、
もうあの古きよき魅力は永遠に失われた感じ。
そのうちあのお茶屋のお姉ちゃんの見事な茶を包む手さばきも、
ひらひら揺れる三角巾もどこにも見れなくなるのだろう。

がっくりしていたが、今日藤原新也のトークを読んで、オリンピックという
システムがもたらす世界の平準化に触れていて、やっぱりと思う。
http://www.fujiwarashinya.com/talk/index.php

この間、友だちと話していて、「北京はどうなの?」と聞かれて、
オリンピックが終わるまで行かない方がいいと思う。と答えてから
そんな言い方もないよな。とかなにか自分のなかでひっかかっていた。

尋常でない欲望とシステムだけがものすごい権力で
暴力的に街を剥ぎ取ってしまう感じがおぞましかったのだけど、
もうでも古い町並みは失われて戻らないし、どう考えていいのかよくわからない。

たかだかこの10年、20年とかで、中国の都市部は全てを変えてしまった。
例えば蘇州の小さな湖、金鶏湖からは近代的なビルしか見えない。
「昔はどんな景色だったの?」といったら、私小さい頃はまだ金鶏湖まで行く
道がないですから、ほとんど見た記憶ないですよ。と言っていた。

がら空きの別荘たちが示唆するように価値観は全てお金中心になっている。
ZWは中国の古典的な詩をこよなく愛していて、ソファにも読みかけの詩があったり、
先々週の中秋の名月にはバルコニーに椅子を出して、
月の美しさを詠んだ唐代の詩を小学生の娘に教えたという。

結婚式の前には、漆で描かれたモチーフ画を、もうその伝統的な工芸では
喰っていけないという職人さんに頼みこんで、10枚も描いてもらったという。
実際にその絵をいくつか見せてもらったが、優れたモチーフと曲線がすばらしくて、
もう手に入らないと思うとなんとも惜しい気持ちにさせられた。

伝えるべき文化や芸術がたくさんあるのに、より便利なほう、
より見た目のいいほう、より時間のかからないほう、
よりたくさんのお金が生めるほうへ、人間をおいてどんどんどんどん進んでいる。

それにしても、ビルマ…日本ではミャンマーと呼ぶか、ビルマと呼ぶか、
という議論はなぜ起きないのか。今、長井さんが亡くなったことで
ビルマの問題がクローズアップされているようだが、
ことの本質をとらえてそういう議論に発展しないのがこの国のがっかりする部分というか…
(テレビも新聞も見てないので、もしかしたらされてるかもだけど)

投稿者 chaco : 05:30 PM | コメント (1)

October 02, 2007

10月かい

か、風邪です。やっぱりバスに乗ってる間くらいまでは
なんというか気合でコラエタっていう感じだったが、
家に帰ってくるなりすごい鼻水どばーっていう感じで
身体がいうことをきかなくなり、まあ、もうあまり無理はしない、
というかどうせまだまだ無理をしなくちゃいけないことは
山のようにあるだろうから、ひとまず今日は休んでおけ。
と思い、午後は実家に帰り部屋で暖かくして寝ていました。
なんか、そんなにひどくならなくて、明日で直りそうな気がする。
ただ単に疲れすぎて、あと季節の変わり目で免疫がおちてます、
っていう感じだ。

ほんとうは、先週のラップアップがあったのだけど、
これは基本的には技術系の人がやることだし、
もう私にできることも限られているから、他のメンバーで
進めてもらったほうがいいと思った。だんだんに席を譲ること。

夕方起きて、Mikeに電話をする約束だった、と寝起きでぼうっと
したまま電話をする。大丈夫、疲れてるからね、
take a rest, take a good bath, don't worryなんて言われたら、
いろいろがまんしてたのがいっきにどばーとゆるんで、
涙が止まらなくなった。甘い、情けない。

いろんなことがあまりに自分のスピードより速くて、忙しすぎて、
もう少し自分のなかで消化したい考えやいろいろがあるが
どんどん新しい時間、新しいできごと、まわりの人の意見、
どさどさどさと積み上げられていって、どんどんそのいっこ前のことが
私には見えなくなっちゃう、あっあっと思ってるうちに。
息が苦しいような気がしていて。…深呼吸!

いろいろ、正確な判断はできていると思うのだが、やっぱり今は
私にとってわりに大きな節目で いろんな人がいろんなことを言ったり、
何をさておき忙し過ぎたりで、不安になることがたくさんある、ということだ。

夜は父がカレーを作ってくれたので、おいしくいただいた。
昔からの懐かしい味だ(父ちゃん、料理うまい)。
それから、上海で買った栗のお菓子と、まえに北京で買ったなりに
なってたちょっと古い君山針を中国式にグラスに入れていただく。
ひさしぶりにお茶をゆっくり飲めて、すこし心地がついた感じだ。

それからやっと、台湾旅行の計画をぼちぼち考え始めた。
家族と行くので、両親もいるし、お姉ちゃんはとろい(笑)し、
すこしゆとりを持って、各人の興味も考えながら別行動も入れたりして、
など2-3回スケジュールを作り直してみると、だいたいよさそうなのができた。
バックパッカー根性がいまだにどうも抜けない私は、
安くいけるのに敢えて高い方をチョイスする、とかにすこしまだ
慣れないというかどきどきしたりするのだが、最近、そういうの、得意に
なってきたかも。大人の人が出入りする場所とか、ここ何年かで慣れたし。

でも、またバックパッカーに戻るんだよぅ、たぶん。
あの自堕落になってゆく感じがだめだと思って禁じていたが、
今もう一回やるのはなんかいいんじゃないかな。
ちゃんとテーマというか、決めたらね~
なので、バックパッカーになることが目的ではなく、
経費節約のスタイルとして。

問題は、ひととこに落ち着かずどんどん動いていくということは
毎日違う人に会うし、違うものを見るし、
考えも流れるように変わっていく可能性があるということ。
縛られるものが何もない状態でそういう旅ってのはいいようでいて、
実はむつかしいのかな、と。(というか、そういう人に限って旅で
何かを発見できることを望んでて、それはそうそううまくいかない)

しまった、午後よく寝たし、緑のお茶飲んだからあまり眠くないや。。。

投稿者 chaco : 12:22 AM | コメント (2)